4年生 ひまわり・たんぽぽ学級

(4年生)和傘職人のお話

4年生が「ぎふMIRAI’s」の学習の一環として、和傘職人の方を講師としてお招きして、お話を伺いました。

「ぎふMIRAI’s」とは、「岐阜市全体」を教室、「岐阜市の人・もの・こと」すべてを先生として、リアルな探究学習を行うことを目的としています。また、岐阜市について深く学び、町で活躍する様々な人の生き方・考え方に触れることで自分の生き方をつくり出す姿を目指しています。

今回の講師の先生は、和傘職人の前田健吾さんです。前田さんは、和傘の骨を専門に制作する「骨師」です。「骨師」は日本に3人しかいないとのことです。

岐阜は和傘の生産日本一です。

和傘は、飾り、七五三、結婚式、歌舞伎や伝統芸能、お祭りの時に使われたり、

雨の時や、日傘などの日常でも使われたりするとのことです。

シンキングタイムもあり、

「なぜ岐阜で和傘づくりが盛んになったのか?」

などについて考えました。

考えを発表したところ、前田さんが「その答えは初めて聞いたなぁ。面白いね。それも正解!」とほめてくださいました。

 

 

 

 

 

前田さんがなぜ和傘職人になったのかについても、

お話してくださいました。

ものづくりが大好きで、車を作っていたけれども和傘と出会い、

和傘に魅了され、4年前に仕事を辞めて岐阜に来たこと、

3年間修行して昨年独立起業したこと、

毎日働いているけど好きなことをしているから毎日が楽しいことなどを、

話してくださいました。

「自分の好きを大切にみがいて欲しい」と前田さんからメッセージをいただきました。

目をキラキラさせながら聞く子や、うなずきながら聞く子がいました。

その後、和傘を近くで見せていただき、

子どもたちは、その美しさ、技のすばらしさに感動していました。