4年生が8月30日に受講したキャリア教育「ワンスクールワンスキルプログラム」の2回目を行いました。
今回は、第47回技能五輪国際大会(2024年9月 フランス)の「自律移動ロボット」職種に日本代表として出場し、
5位入賞を果たした鳥喰健太郎さんと杉本三弥 さん(共に株式会社デンソー所属)においでいただきました。
鳥喰健太郎さんは茜部小学校の卒業生です。
技能五輪国際大会の様子をお話ししてくださいました。
ロボットは日本からもっていくのではなく、20,000個ほどの部品を6〜7時間かけて現地で組み上げるそうです。
プログラミングを担当していた鳥喰さんは、半年ぐらいかけて10,000行ぐらいのプログラムを作ったとのことです。
現地で何度も調整を繰り返しながら、競技本番に臨むとのことです。
他にも、自律移動ロボットの魅力、モノづくりの楽しさ、働くことの大切さなどについて、
お話してくださいました。
技能五輪全国大会の優勝メダルと技能五輪国際大会5位入賞メダルも見せてくださいました。
また、子どもたち全員に触らせてくださいました。
大変貴重なものですので、子どもたちも恐る恐る触っていました。
技能五輪の大会で使用したロボットの実演もありました。
ロボットにプログラムを送ってボタンを押すと、
ロボットが前に進み、木になっているリンゴの模型をつかみ、
後ろへ戻ってきて、待っていた児童の手の中にリンゴを落としました。
そこまでをロボットが自動で動いてやったので、子どもたちは歓声をあげていました。
茜部小4年生のために作ってきてくださったロボットの実演もありました。
前にいる人を感知して自分でよけながら進んでいくロボットです。
前にいる人が左右に動くと、それも感知してよけていきます。
子どもたちは「人が動いても、あの速さで人を感知してよけてぶつからないからすごいな~」と驚いていました。
最後にお二人から、4年生にメッセージを贈ってくださいました。
杉本さん「今後、私は技能五輪のコーチとして選手たちを支えていきたいです。」
鳥喰さん「プログラミングの仕事を続けていくので、これからも生活の役に立つものづくりをして、貢献していきたいです。」
お二人 「4年生のみなさんも、色々なことにチャレンジして全力で学校生活を送ってください!」
鳥喰さん、杉本さん、ありがとうございました。