5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

9月8日(水)

 園庭にはトンボが飛び、秋らしい気候になってきました。オリンピックをテレビ観戦した子供たちは、「競争しよう!」と集まってきました。「どこまで走る?」「門まで!」「えーちょっと遠いなぁ。」「じゃあ、ここくらいにする?」と自分たちで場所を決めて、コーンを折り返してくることになりました。

 「私、よーいどんするわ!」とスタートの合図をする子が出てきました。そして、何回か走るうちに、「休憩するから、よーいどん代わって。」と言って、順番にすることになりました。子供たちは、“一番になりたい”という思いをもっているので、「走り終わったら何番だった?」と聞いてきます。すると、ゴール判定をする人が出てきました。中には木製ハウスからビデオ判定をする子も出てきて、まさにオリンピックのよう。スタート前には、「僕はアメリカ、私は日本、私はカナダ…。」知っている国の代表になって走るようになっていました。 

 子供たちは競争するうちに、オリンピックなどからくるイメージを遊びに取り入れていました。その方が楽しいからです。自分のイメージを友達に伝えたり、受け入れたり、役割分担をしたりしながら遊んでいました。いろいろな考えがある友達がいるからこそ、遊びが楽しくなっていくのですね。