5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

10月4日(月)

親子ふれあいフェスティバルが今週末に行われます。子どもたちに何がしたいか聞いてみると、「ろくぼく跳びをしたい!」という声がたくさん聞かれました。ろくぼく跳びは年長児が毎年行っている岐阜東幼稚園の文化です。年少・年中組のときに、“たいようさんになったらやってみたいなぁ。”と憧れの気持ちで見ていたのでしょう。1学期にも、「たいようになったから、あれ(ろくぼく)やってみたい」と言われ、何度か遊んできました。高いところが平気な子や恐怖心がある子など様々です。それでも、子どもたちは挑戦を止めません。跳べるようになりたいのです。ろくぼくの頂上で体を起こすことに抵抗があった子も、繰り返し行ったり、友達がしているところを見ながら、“ここまで上ってから足を上げる”などのコツを覚えたりすることで跳べるようになったのです。この日は、初めて外でやってみました。「これなら高く跳んでも平気だね。」と言いながら、開放的な気持ちで跳んでいました。

 物事に挑戦するときには、やってみたいという意欲と諦めずに行う挑戦心、そして自分ならできるという自信など様々な感情が入り混じっています。そこには、友達や先生の支えも力になっています。なかなか思うように跳べない子の頑張りを知っているクラスの友達は跳べるようになったときには大きな拍手を送っていました。自分だけでなく友達の姿も認められる関係性がとても素敵だと思いました。