2月9日(木)
氷の実験を続けているたいよう組の子どもたち。
しかし、先週は比較的暖かく、なかなか凍りませんでした。
「なんで凍らないのかな。」と聞いてみると、子どもたちは、「気温が低いと凍るみたいだよ。聞いたことがある!」と教えてくれました。
「何度だと凍るんだろう?」「うーん、3度くらいかな。」「マイナスじゃない?」子どもたちの予想は続くと、
「外に置いておけば分かるんじゃない?」とAさんが提案してくれました。
早速、たいよう実験場に温度計を設置してみました。
「今日の温度は、6.2度だ。これは高いのかな。」
書いておくとみんなに分かるね。「風が吹いているかどうかも書いておこうか。」
登園時に、子どもたちが走って向かうのは、氷の実験場。
保育室に入ってくると、「今日は○○度だったよ!」子どもたちのワクワクが伝わってきます。
7日の月曜日はとても寒く、温度計は0.3度!
仕掛けてある水はすべて凍っていました。しかも分厚い!「やっぱり、0度は凍るんだ。」
カラーコーンに溜めた水もこんなに分厚い。みんなで力を合わせて氷を取り出しました。
星型を仕掛けておいたら、きれいな星型の氷ができました。みんなから、「おめでとう!」と祝福の拍手をもらいました。
「雪の上に置いておいたら、たぶん明日まで残っているよ。」できた氷は雪の上に。
でも、午後、見に行くと机の上には何も残っていませんでした。「氷が解けるの早いね。」
気温が低い日には、凍っていることを知った子どもたち。
もう一つ気付いたことは、登園してくる時間が遅ければ遅いほど、気温が高くなること。
次々に登園してくる子の「○○度だよ!」という温度が、どんどん高くなっていったのです。
「太陽の力があるから、気温が上がっていくんだ。」
昼になるにつれて暖かくなるという感覚が、遊びを通して見えてきました。
「マイナスってどれだけ寒いんだろう。」気温に目を向けた子どもたちの興味はさらに広がっています。