1月18日(水)
加納幼稚園の年長組(いちょう組・さくら組)とたいよう組がドッジボール対決をしました。
この対決は昨年の年長組に続いて、2回目です。
昨年の年長組に刺激を受けて、ドッジボールを始めて約1年。
当たったら泣いたり、ボールの取り合いになり怒ったり、チームより自分が投げたい思いが優先されるあまり、なかなかドッジボールが始まらなかったり、中断したりを繰り返してきました。
それでも、子どもたちは止めませんでした。むしろ、どんどん楽しさが増して、子ども同士で誘い合って遊ぶほどに。
加納幼稚園の年長組もドッジボールをしていることを知ったたいよう組の子どもたちは、加納幼稚園の年長組の子どもたちとオンラインでつながり、ドッジボール対決をする約束をしました。
「絶対に優勝するぞ!」子どもたちの思いは一つになっていました。いざ、いちょう組と対決です!!
一進一退の攻防!勝っている時もありましたが、最後は惜しくも負けてしまいました。
喜ぶいちょう組とは対照的に、たいよう組の子どもたちは負けの現実や悔しさなどから動くことができませんでした。
一人一人によくやっていたことを認めたり、次こそ勝とうね!と話をするうちに、徐々に気持ちを切り替えていきました。次はさくら組との対決。もう一度心を一つに、「エイエイオー!」
さくら組との対決も勝ち負けが変わるシーソーゲーム。見ている保護者や教師も応援に熱が入ります!
そして、終了のホイッスルが鳴ると、「勝った?」、「やったぁ!」、「勝ったぞ~!!」
大喜びのたいよう組の子どもたち。見事、2位になることができました😊
園長先生から、銀メダルを掛けられ、じっくりとメダルを見つめたり、思わずガッツポーズをしたりして喜びを味わっていました。
「金メダルが欲しかったな。」という声も当然ありました。その目標に向けてこれまで遊んできたので、悔しさもありました。本気で対決し合う仲間がいること、喜びや悔しさなどの様々な感情を抱くこと、目標に向かって試行しながら繰り返し遊び、実現する喜びを味わうことなど、ドッジボールで遊んできた子どもたちは数えきれないものが、一人一人の力になっているのだなと感じました。
加納幼稚園の皆様、そして送迎してくださった保護者の皆様、子どもたちの学びの機会を与えてくださりありがとうございました!!