5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

5月18日(木)

保育室の後ろの壁面作っています。

私が「何を作ろうね~。」と話していると、「『すなすなぼし』が作りたい!」とAさん。それを聞いたBさんも「私も『すなすなぼし』好き!」と答えました。

『すなすなぼし』が分からなかった私は、何のことやら。

次の日絵本を持ってきて教えてくれました。『たのしいすなすなぼし』という絵本のことでした。宇宙の話です。なんと『すなすなぼし』だけではなく『いわいわぼし』に『みずみずぼし』に『はなはなぼし』が出てきて、みんなそれぞれ楽しんで暮らしていますが、『すなすなぼし』から砂の橋を架けて、みんなが集まるともっと楽しいのです。

たしかに昨日は砂場で大きな穴とたくさんの川をみんなで作った日でした。

作りたいページはすぐに決まりました。でもこれをどう形にするか…。設計図を描いて、それぞれが思いついたアイデアを口々にします。

「大きな紙を丸く切って…。」「絵の具で塗る?」「いっぱい小人さんがいればいいよね。」「砂っぽくするなら、プチプチを茶色にしよう。」「それいいね!」「私もやる!」

早速使えそうな素材を探しに行ってきて、とりあえずやってみよう!

使えそうな素材を家から持ってきてくれた子もいました。

友達と同じ目的に向かって考える楽しさ、思いついたことを話して聞いてもらう嬉しさ、相手の話を聞いてさらにイメージが湧いてくるワクワク感、自分なりに考え試しながら形にしてみる面白さ…などなど、いろいろな思いを少しずつでも感じられたらいいなと思っています。

日常で考えたことを形にしていく面白さを感じる経験が、これからクラスとして同じ目的に向かってみんなで協力して遊ぶ姿にきっとつながっていくことと思います。

たいよう組のすなすなぼし…どんな風にできるかな?