5月31日(金)
今、たいよう組の前の生き物コーナーには、ご家庭や幼稚園で捕まえた生き物たちで大変賑やかになっています(笑)その中には、小さな小さな卵たちも。
休みの日に、モンシロチョウの卵が孵化する瞬間を撮影することができた保護者の方から
孵化している瞬間を捉えた感動映像を、子どもたちと一緒に見ることができました。
そして、生まれてきた赤ちゃんがこちら。とても小さいですね。
A児は「指じゃなくて筆で持つといいよ」と伝え、一緒に大きさを計ったり「ぜんぜん見えないから、マイクロスコープで見てみようよ」と、覗き込んだりして見たりします。
「あ、これウンチしとるやん。」「え?本当にウンチ?「キレイ!!」「脱皮じゃない?」「上にもウンチある」「でも、上のウンチは汚いよ」「これももうすぐ(時間が経つと)黒く「なるんじゃない?」などなど、拡大してよく見えるようになると、幼虫たちの行動に心が動きますね。
モンシロチョウの幼虫は、肉眼では大きな変化が感じにくいのですが、子どもたちは、マイクロスコープを使って観察することで、頭の模様かと思っていたら、ただウンチがついていたということに気付いて大笑いしたり、大きくなってから見ると、実は体に毛がたくさん生えていることに気付いたりしています。少しずつ、でも確実に変化していることを、前回の写真と比べたり、マイクロスコープで全身が映らなくなったり、実際に触れたりしながら伝え合う中でにしたりして気付いていきます。そして、10日間かけて、5mmから20mm以上にまで成長しました。
どんどん大きくなるのが楽しみですね。
そして、今日、新たな命が誕生しました。
B児がもってきたカタツムリの卵が、孵化していたのです。(通常、20日~30日くらいかかるそうですが、まだ13日目のことでした。)卵を持ってきたときも、皆の前で目を輝かせて伝えていましたが、生まれた時も、とても大切そうにのぞき込んで、皆で優しく触れることができました。
こういった感動に出会えたり、子どもたちが生き物への興味を広げたりしていくのは、保護者の方の協力あってのことだなと、日々感謝の気持ちでいっぱいです。
たいよう組の子どもたちは、登園の際に、鞄を置く前にまず虫かごを広げ、継続して育てている生き物や新しく入った生き物の仲間を見たり、触れたり、思いを伝え合ったりしています。
そして、園庭に生き物を探しに行き、試行錯誤しながら捕まえようとしたり、
「餌をあげてないから、今日は一緒に帰るんだ」と、生き物の気持ちを考えて一緒に登降園したりして、生き物への感じ方、関わり方がどんどん変わっていっています。