3歳児こあら組

今週の1場面(こあら)3歳児

アゲハ蝶の蛹が羽化しました!

 

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しかし、うまく羽が広がってない様子です。虫かごが小さかったので、

カゴに移して様子を見ることにしました。

「ご飯がいるね」

呟いた子がいました。すると、一人の子が、保育室前の花壇からパンジーの

花を持ってアゲハ蝶の近くに置きました。

話を聞いて、優しい行動に心が温かくなりました。

こあら組が集まっているところに、たいよう組さんがやってきて、

「羽を乾かしているんだよ!だから、そっとしておいて」と、教えてくれました。

「じゃあ、(羽が早く乾くように)応援してあげようよ!」

「せーのっ!頑張れ!!頑張れ!!」

子どもたちの声にパワーをもらったのか、羽を一生懸命に動かし始めました。

しかし、羽が破れていて、綺麗に開くことができませんでした。

飛び立つことが出来なくて、残念でしたが、一生懸命に羽を

羽ばたかせようとするアゲハ蝶の姿を自分から応援する子どもたちが、

とても素敵だと感じました。

保育室前の花壇に、ツマグロヒョウモンの幼虫を見つけました。

「チクチクいたいかな?」「触ると、痛くないよ。柔らかいよ!」

捕まえた子が、触りたい子の手にのせてる…そんな姿がありました。

生き物に興味を持ち、幼虫から蛹、そして蝶々になっていく過程も

観察できるように、飼育していきたいと思います。

そのためには、ご飯をあげたり、うんちを掃除したり、世話が必要に

なります。子どもたちが出来ることを一緒に見つけながら、

命の不思議や、生き物を育てる楽しさを感じたいと思います。