玉ねぎ、じゃがいも収穫 その後…
昨年の冬に植えた、「玉ねぎ」「じゃがいも」の収穫を行いました。
玉ねぎの先を力を入れて引っ張ると、スルスルするっと抜けて♪こんなに大きくなっていました!
ずっしりとした玉ねぎたちを、皆で一生懸命運びましたよ!
たくさんの玉ねぎを前に、A児は、「100個くらいかな…」と呟きます。「じゃぁ、数えてみる?」ということで、それぞれが、自分の周りに玉ねぎを置いて数え始めます。
6人くらいで数えていて、一番多い子の所に集めて、続きで数えていきますが、微妙にズレていて(笑)
最後の1個を置いたところで、「何個になった?」と尋ねると、「130個」、「違う135個だよ」、「え?僕は151個だったよ」・・・そうです。一人一人数えている個数が違ったのです。その場は、「100個よりは多かった」とういことで一区切り。
午後になると、本当はいくつあるのか気になったB児と、再度数えることに。何かいい方法はないかな?と投げかけると、「上と下に分けるのは?」「これ(着替え用に置いてあったタオル)に置く?」「でも全部は乗らないよ…」「好きな数置く?」などなど話し合う中で、いつも遊びの中で数えたりして親しみのある「10」を用いて10個ずつ分けることに。皆で手分けして、タオルに置いていくと…13セット+7個。100から110になるところで何度も数え直しながら、137個!!あることが分かりました。数え終わった達成感から、帰りの会にいくつあったか、クラスの皆に伝える姿がみられました。
ジャガイモの収穫は、ファミリーで行いました。
たいよう組の子どもたちが率先して、皆で収穫したジャガイモを運ぶ姿が見られました。行動で示す優しさが周りにも伝わりますね。
と~っても重かったことで、じゃがいもの体重測定が始まりました。養護教諭の先生に体重計を借りて、まずは子どもたち!?が自分の体重を計っていました(笑)そのまま乗って「19.2」 片足だけだと「18.6」「え~何で?」手だけだと「8.9」。不思議な結果に笑みがこぼれました。
肝心のジャガイモちゃんの結果はまさかの「0.2(kg=200g)!?」
まさか?…一つずつ数える気でしょうか?
園長先生も一緒に、「0.1」「0.3」「0のものまで」…”本当に1つずつ”根気よく図っていきました。
あまりの多さに、計測は翌日まで続きました。
「0」になったジャガイモは「体重計」ではなく、「はかり」で調べてみることに…
何度も測っているうちに、「これは0.1だな」「これは0(5g以下)」など、手に持った感覚で重さを言い当てていきます。ジャガイモソムリエの誕生です!
重さの当てっこゲームをしながら、並べていくと、総重量40.1kg。総数528個。(教師は途中何度も諦めそうでしたが、)楽しみながら行う子どもたちの集中力には驚かされるばかりです。
収穫した野菜をどうしたいか、引き続きたいよう組で話し合って決めていきたいです!