5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

6月28日(金) 夏祭りに向けて① 

6月、A児はお家の人と一緒に作った「プラネタリウム」を皆に見せたくて、(暗闇の中で動画を撮影し)帰りの会で皆に紹介しました。すると…「キレイ」「本当の星みたい」「どうやって作ったの?」と、大反響。

「夏祭りに何をしたい?」と尋ねた時には、実にたいよう組らしいアイディアが幾つも出ました。その中の1つに、なんと「プラネタリウム作ってみたい!」という意見も!よっぽど、心に残ったのですね。

たいよう会議の翌週、B児は早速家で作って持ってきました。自前のライトを光らせて、その輝きに心も目も奪われます。

紙コップで作る方法を見て、「面白そう」と、心が動いた子たちは、作ったことがある友達の話を聞いたり、竹串を使って、穴を開けていきます。穴を開けるときの「プス」ってなる感覚も楽しいようです。セロファンテープを貼って、自分の好きな色を塗っていきます。そして、ライトを当てるとこんな綺麗に光るんですね。

もう1度色を変えて作ってみたり、紙皿や箱で試してみたりと、それぞれの工夫も光ります。

C児は家からカラーセロファンとキラキラ折り紙を持ってきて、新たな素材で試してみることに。セロファンテープの代わりにカラーセロファンを貼ったり、紙コップの周りを可愛くしたりします。どんな風に見えたのでしょうね。

日を跨ぐごとに、大きい物でも作ってみようかな…という気持ちも膨らみます。自然と友達が集まり、セロファンや折り紙を切って貼ったり、ライトで光らせたり、その様子を段ボールの中に入り込んでまで見たりします。

色々な素材で試す中、「黒い箱で試した時が一番綺麗だった」ということで、一番大きな段ボールは黒くしようといいうことに。作戦では、「絵の具は垂れるから、段ボールの下側を塗って、上側に画用紙をボンドノリで貼ろう」と立ててはみたものの、やってみるとどちらも楽しかったようで、勢いよく(上下関係なく)あっという間に黒くしていました。皆で進める時に、どっちでもいいかな?と思うことも(笑)、友達と考えを出して進めていく楽しさを色々な場面で味わっています。

 

七夕楽しみ会でタブレットを使ってプラネタリウムを見たことがきっかけで、「ウサギや花も星にしてみたい」という思いから、新たな試みも。ライトに直接カラーセロファンを貼ったり、サランラップに絵を描いて、写そうとしたり、セロファンの重なりから、天体に見立てたり…子どもたちのイマジネーションは無限大です。

自分で作った光をタブレットを使って、角度を変えたり、ズームを調整したりしながら、とびっきりの綺麗な動画を撮って、友達を同じ空間に誘い伝えたりしています。

時にはプラネタリウムの中にお化けが出てくることも(笑)中は暗くて、イメージにピッタリですから。

子どもたちとの会話や、朝のお土産などから、ご家庭で子どもたちの思いに耳を傾けてくださっていることがよくよく伝わってきます。本当にありがとうございます。

来週も、子どもたちとワクワクしながら夏祭りの準備をしていけたらと思っています。