5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

9月13日(金)

先週、魚釣り遊びをしていた子どもたちは、今週は、寿司職人に転職し、お寿司屋さんごっこが始まりました。作るメニューのバラエティー豊かなこと。人気のマグロ、サーモン、かっぱ巻きはもちろん、タイ、ヒラメ、赤エビ、納豆巻き、からあげ、アイス、うどんなどなど、一押しメニューからサイドメニューに至るまで、それぞれの好きな(作りたい)ネタを話し合いながら、作ること、注文することを楽しんでいます。

また、友達の使う素材や作り方を見て、ネタの色、ノリの巻き方など、自分が知っているネタ(イメージ)に合わせて作っています。納豆の色も茶色では納得がいかず、黄土色を選択して作り直したりします。

机や椅子があると、お客さんが集まり、お店は賑わいが増します。店員さんは、自分たちで作ったメニュー表(タブレット)の扱い方を知らせ、「押したら持っていくでね。」と伝えます。もちろん、押してもネタは届きません。お客さんも考え、タブレットのメニューを触れてから、裏声で「ピンポーン」と店員さんを呼んでから注文するなどして、自分が食べたい物が届く嬉しさを味わっているようです。

A児が、「お寿司は本当は回っているけどな…」と呟くと、B児がすぐさま反応して「こうやって回せばいい!」と、両手に持ってクルクルその場を回り、説明してみせます。その様子に大笑いしながらも、「見えないようにしたほうがお寿司屋さんっぽいよね。」「あ~確かに。段ボールに入ってやったらいいんじゃない?」などと、さらによいアイディアが生まれ、試してみることになりました。

テーブルを銀に装飾して高級感が増す中やってみると、本当にテーブルがクルクル回って大興奮。動かす店員さんは、テーブルが動いている様子が分かりづらく、お皿が落ちてしまうこともありましたが、「うわ~」「お寿司が落ちちゃう~」「マグロを取るぞ~」などと、まるで楽しいアトラクションのようでした。友達と一緒に遊び進める中で、子どもたちの柔軟な発想で人力回転寿司の誕生でした。

他にも、たいよう組の池に新しい卵が発見されたり、

思い付いたことをどんどん試して遊んだりして、友達と驚きやワクワクを共に味わっています。次週は、本物の魚を釣っちゃおうの巻きです。お楽しみに!