3歳児こあら組

今週の一場面 こあら組(3歳児)

        ~タイヤ~

なつめ組の子がタイヤを引っ張っているのを見て、「やりたい!!」と言い始めた子ども達。最初にタイヤに乗った子を「動かない~」「皆で引っ張れ~」と綱を引き始めましたが、綱を引く方向が思い思いだったので、どこまで行きたいかを決めたら、少しずつスムーズに動くようになってきました。

簡単に動くと思っていましたが、力が必要でした。子ども達は、乗る子を代えながら皆でタイヤを押します。一人の子の「後ろから押せばいいんじゃない?」という言に、タイヤを後ろから押す子が出てきました。後ろから押す方法を思いついたことに感心しました。

タイヤを押したり、ロープを引っ張ったり遊んでいると、段々仲間が増えてきます。

そして、「頑張れ~!!」と応援する声も聞こえます。

見ていて楽しそう!自分もやってみたいと一緒に遊び始める姿が見られました。

最初のころは、止まったところでタイヤに乗りたい子が乗っていましたが、「私が乗りたい」「僕も乗りたい」と伝えるようになりました。

どうしたらいいかな…少し様子を見ていましたが、平行線のままです。

「ジャンケンで決めればいいんじゃない?」

1人の子の意見に早速「ジャンケン・ポン」タイミングがなかなか合わず、何度もジャンケンをします。掛け声を掛けたくなりましたが、子ども達で掛け声を掛け、タイヤに乗る順を決める事ができました。大人が入ればすぐに解決しそうな事も、自分達の経験から解決しようとする姿が2学期始まって見られることがあります。

周りにいる子も、温かく見守っていました。大人をすぐに頼るのではなくて、少しずつ自分達で解決していこうとする姿が嬉しかったです。

 

        ~ダンス~

お家で、歌ったり踊ったりしている子もいるのではないでしょうか?

3学年で一緒に踊っています。視線の先には、たいよう組の子がいます。最初の片足を床に付けるポーズが難しくても、真似してみようとする姿が可愛らしいです。

踊る度に、見ながら、真似しながら、体の使い方を知り、音楽に合わせて楽んでいます。

 

夏休み明け3週間で、幼稚園生活のリズムを取り戻し、自分の事だけでなく、友だちの事も少し気に掛ける姿が見られます。これからも、子どもの自分でやろうとする気持ちを大切に見守りながら支えていきたいと思っています。

朝の準備など、子ども達も頑張っていますので、保護者の方も温かく見守って頂けると嬉しです☆