4歳児なつめ組

今週の1場面 なつめ組(4歳児)

9月20日(金)

暑い日が続いていますね。

こまめに水分補給をしたり、熱中症指数を気にかけたりしながら園庭で遊ぶことも楽しんでいますよ。

タイヤに乗る子とそれを引っ張る子。楽しく遊んでいるようですが、この1場面の中でも、たくさんの育ちが見られました。

乗りたいけれど、たくさん乗ると重たくて引っ張れないことを知っているAくんは、「次はぼくが乗るからね。」と約束をして、少し我慢。

引っ張って欲しい友達のために一生懸命に引っ張ってあげていました。

近くで遊んでいた子も、引っ張っても進まないことに気が付くと、手伝いに来てくれたりもします。

困っている友達のためにと助けに来てくれる姿にも感心する場面でした。

室内では、ベイブレード遊びが続いています。

大きなキャップを使ったり、いくつもキャップを重ねたりして“強い”コマを作ったり、折り紙やペンで飾り付けをして、“かっこいい”コマを作ったりしています。

友達のコマと戦うことも楽しくなってきて、誘い合って対戦をしている子どもたちです。

そして、「虫を捕まえたい」と自分たちで工夫して、バナナやプラムなどの果物を入れて、罠を作ってきたなつめ組の子どもたち。

園長先生との対話の中でアイディアをもらったBちゃんは、それをお家の人に自分で話し、家でブルーベリーを入れた罠を作って持ってきてくれました。

“虫を捕まえたい”という強い思いがBちゃんを動かしていますね。

どうにも、アリしか集まらない・・・ということから、園長先生の力を借りて、一緒に考えてみました。

「野菜とか果物が必要だよ。」

「にんじんならいいんじゃない?」

「クッキーとかも美味しいから好きなんじゃない?」など、それぞれ考えながら罠を作っていきます。

どこに仕掛けるかもポイントです。

「ここは?」

「草があった方がいいんじゃない?」

「人が通ると踏まれちゃうんじゃない?」

子どもたちと対話をしながら、仕掛ける場所を決めていきます。

埋めた場所を忘れないように・・・と、どこに埋めたのか確認して帰りました。

次の日。

子どもたちと覗いてみると・・・

大量のアリだったり、アリさえいなかったり。

子どもたちからも「またアリか・・・。」と言葉がこぼれます(笑)

難しいですね。なかなか捕まらない虫たちに、大人も頭を抱えています(笑)

もう少し子どもたちと考えていこうと思います。何か捕まりますように☆