4歳児なつめ組

今週の1場面 なつめ組(4歳児)

10月11日(金)

朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。

子ども達は、どんぐり拾いに夢中になったり、園庭にある自然物を使ってごちそう作りを楽しんだり。幼稚園にあるたくさんの秋を感じながら、遊んでいます。

1学期も繰り返し楽しんできたクリーム作り。

オシロイバナの花が加わると、「いちごみるく味になった!」「入れ物は抹茶だけどね♡」と、ユーモアたっぷりで教えてくれました♡

先日の親子ふれあいフェスティバルのテーマにもなった『生き物の多様性』もきっかけとなり、なつめ組の子どもたちの生き物への興味は続きます。

クラスで育ててきた魚の水が濁っていると、道具や手順を工夫(ケースを洗うときは、砂が邪魔だからこっちに移し替えたら?など)して、掃除をしてくれたり、

虫の罠に引き続き、「ザリガニを釣りたい!」ということで、紐の長さや紐の素材(透明の糸じゃないと、ザリガニが気付いちゃうから、捕まえられないんじゃない?など)を試しながら、工夫したりしています。クラスで飼っているザリガニが実験台です(笑)

ザリガニの好きなもの調べたり、考えたりして、するめやにぼし、Aくんが家から持ってきてくれたかまぼこを糸に付けました。

いざ、釣る準備万端!勢いよく、幼稚園の近くの用水に出かけたところ・・・。

用水の水が少なくて、何もいない・・・。

あったのは、誰かに食べられてしまったザリガニの頭だけでした・・・。

驚愕&がっかり・・・の子どもたち。

「水を汲んで、用水の水を増やす?」など、考えていましたが、また来週、雨が降って水が増えていることを楽しみにすることにしました。

どうにか釣れることを願うばかりです・・・!

室内では、『回転ずしごっこ』が盛り上がっていました。

1学期にも楽しんだ遊びですが、今回は少しレベルアップ!

「電車で運んでくるお店あるよ!」「到着したときに、音が鳴る!」「自動で動くから、自動で動いてるみたいにしたい!」などなど、それぞれが日常で経験したことを遊びに生かしていきます。

「自動で動いているみたいにするには・・・。」と子どもたちと考えたところ、「見えない糸があったらいいのに。」とのことで、透明の糸を使って動かしてみました。

近くでおうちごっこをしていた友達が、お寿司屋さんに来てくれると、嬉しい!そして、もっとイメージは広がります。

「注文する時のタブレットとか、メニューがあったらいいんじゃない?」などなど、忙しく作り出していました。

たくさんのお客さんに来て欲しくなったBくんは、こあら組の友達も呼びに向かいました。

「忙しい~!!!」と言いながらも、とっても嬉しそう♡

お店には、お客さんが欠かせませんね♪

新しい遊びが生まれながらも、親子ふれあいフェスティバルでたいよう組の姿が刺激となったなつめ組の子ども達は、繰り返しリレー遊びをしたり、縄跳び、雲梯、鉄棒に挑戦したりもしています。

走ることが楽しくなり、ケイドロなどの鬼ごっこも何度も友達や先生を誘って楽しんでいます。子どもたちの「楽しい!」が、形を変えながらも、続いていくことを実感する毎日です。