5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

11月1日(金)保育参加

楽しいことが目白押しの毎日ですが、今日は親子でドッジボールをして遊びました

子どもチームVS大人チーム。”打倒大人チーム”を目標に掲げ、一戦目からウォーミングアップなしの真剣勝負が始まりました。「エイエイオー」の掛け声が空に響き、どちらも気合十分。

”代表じゃんけん”で勝負の火蓋が切られました。

今まで繰り返し遊んできた自信から、強い大人を目掛けて投げる、近い大人を狙うなどの姿から、日頃の積み重ねを感じますね。

大人チームが投げる山なりのボールや剛速球を果敢にキャッチしようとしたり、全力で逃げ回ったり、体勢をさっと低くして避けたり、ボールが当たりそうなところに、頭でブロックしたり…ディフェンスだってお手の物です。

当てられて外野に行っても、”次は当てて戻るぞ”の思いで、転がったボールを必死で追いかけたり、狙いすまして投げたり、お互いにボールを譲り合ったり…

「頑張れー」「逃げてー」「あと一人~」など、子どもチーム内でお互いに励まし合います。”皆で勝つぞ”の気持ちが伝わってきます。ついに最後の1人となると、ボールの応酬が数十回続き…結果は

見事子どもチームの「優勝」でした!もう最高!!

2回戦目は、親子チームを半分に分けて行いました。一人が当たると親子連帯で外野に行き、当てると親子で内野に帰ります。攻める子ども、守る大人。白熱した戦いが繰り広げられましたね。

そして三回戦目は、大人チームVS大人チーム!本気の大人が投げるボールは、風を切る音が聞こえるのですね。子どもたちは目を輝かせ、お母さん、お父さんに熱い声援を送り、試合は大盛り上がりでした。やっぱり、大人の本気は子どもたちの心を動かしますね。

親子でのドッジボール対決は時間の関係で3回戦目で終了になりました。本当はもっとお家の人と遊びたい気持ちでいっぱいだったと思います。ですがその後、子どもたちだけで余韻を味わいながら4戦目を行ったり、負けて悔しい気持ちを、泥団子を丸めて落ち着かせたり、好きな遊びをしながらさっきの心動いた対決を思い返したりしている子もいましたね。

一学期の頃は、ドッジボールが好きな子、得意な子が中心となって楽しんでいましたが、親子ふれあいフェスティバルを経て、少し難しいことに、友達と一緒に繰り返しチャレンジして、できるようになった(乗り越えた)自信がついたことで、皆が楽しそうに遊んでいる遊びに、”(うまくできなくても)私も皆とやりたい”思いで、一緒に遊ぶ姿が増えてきているように思います。ボールを避けるスリル、当てた爽快感、負けそうな時の応援、それぞれの気持ちをたいよう組の皆で共有してきたからこそ、たいよう組で遊ぶことがどんどん楽しくなっているのですね。1月の加納幼稚園との戦いが今から楽しみで仕方ありません。