11月1日(金)
なつめ組では、子ども達で集い、ルールのある遊びやごっこ遊びをすることが楽しくなってきています。
『忍者ごっこ』では、身に付けるものを作り、なりきって遊んでいます。
名付けて、『壁ぺったんの術』では、壁になりきって進んだり、
布を被って『隠れるの術』をしたりして、楽しく修行をしています。
すぐに友達に見つかってしまい、悔しさ溢れる場面もありました(笑)
『引っ付き虫爆弾の術』では、
布に向かって引っ付き虫を投げ、くっついたら成功!の修行をしていました。
忍者たちの修行の旅はまた来週も続きそうです☆
そして、とても興味深かった場面を一つ紹介します。クラスのAちゃんが捕まえて、大事にしているカマキリ。
そして、先週の園外保育でも見つけたコオロギやバッタ。
虫かごから出し、たくさん触れ合う中で、「カマキリ対コオロギにしたい!」という思いが子ども達から出てきました。
保育室の中にカマキリとコオロギを出し、しばらくみんなでじっと見ていると・・・
「カマキリがコオロギを食べてる!!!!」と衝撃の報告がありました。
急いで駆けつけると、カマキリが長い手でしっかりとコオロギが逃げられないように捕まえて、背中からむしゃむしゃと食べていました。
体の一部が食べられてしまっても、ジタバタと暴れるコオロギを見て、「コオロギが可哀そう!」とカマキリを放そうとするBくん。
「だめだめ!カマキリが可哀そうだよ。お腹が空いてるかもしれないじゃん。」とそれを止めるAちゃん。
食物連鎖を目の前にして、思いが溢れる子どもたちの姿にこちらも心動かされる場面でした。
コオロギの側に立てば、「コオロギが痛そう、可哀そう。」
カマキリの側に立てば、「カマキリがお腹空いちゃう。可哀そう。」
どちらもそうだな、確かになと思いますね。
「死んだコオロギは食べなかったのに。」など、新たな発見もしながら、命に向き合う子どもたちでした。
遠足や園外保育で見つけた身近な生き物たちへの思いがまだまだ続いているようです。