4歳児なつめ組

なつめ組(4歳児)今週の一場面

園外保育(琴塚古墳)

2日間にわたって、虫よけやレギンス等のご対応ありがとうございました。

どう歩くと良いか問いかけ、子どもたちも自分で考えて、「はみ出してるよ。」「手つなぐんだよ。」と、声を掛け合って歩いていました。

琴塚古墳には、園庭にはいない虫がたくさんいたり、草むらにはたくさんのバッタが飛んでいたりと、子どもたちは目を輝かせて虫探しをしていました。

蝶々が飛んでいるのを見つけて、虫捕り網を持って追いかけています。

直接虫を触れない子が虫を捕まえ、困っているのを見ると、「オレが入れたるわ」と、虫取り名人が宝物バッグに入れてあげていました。優しいですね♪

普段から、思いやりのある子がとても多く、嬉しく思います。

ご家庭の関わり方が出ているのでしょうね♡ありがとうございます。

 

他にも、ドングリを拾ったり、「可愛い」とお花を摘んだりと、色々な楽しみ方をしました。

 

 

スライム実験

洗濯糊の粉がもう販売されておらず、今週からは片栗粉を使ってスライムの実験をし始めました。

子どもたちが望む粘り気はなかなか出せず、難しいようですが、片栗粉の不思議な感触を味わっています。

スプーンで触れると固体があるのに、掬おうとすると、スルッと液体になって逃げていく、不思議な感じです。

黙々と色を混ぜたり、片栗粉を増やしたりして、実験を繰り返しています。

水と片栗粉の量の調節をすることで、持ち上げたときに粘り気が出るような、スライム状になります。

この調節が難しいのですが、繰り返し実験することで、なんとなくで作れるようになってきているように思います。

午前中に遊んだ片栗粉スライムの水分が蒸発し、粉っぽくなっていることに気付きました。

塊が崩れる感覚が楽しい!

色々な感触を楽しんでいるようです。

 

 

虫や生き物への興味関心

私が園庭で捕まえたアゲハチョウの幼虫は、月曜日に蝶になっていました。

あまり虫の成長に興味のなかった子も、幼虫から蝶になったこと、園庭や琴塚古墳で虫を捕まえたこと等をきっかけに、少しずつ興味をもち始めているように思います。また、今まで興味はあったけど、捕まえることだけが楽しかった子も、『大切にする』ということに気付き始めている子も出てきたように思います。

カブトムシのマットを変えようと運んでいると、「何してるの?」「やりたい!」と、集まってきてくれました。

カブトムシの幼虫に触り、「可愛い」と眺めたり、少し動いたことにびっくりして、思わず投げてしまう子もいました。

手で感じた感触は、きっと忘れられない貴重な実体験になったと思いますよ。

 

さて、先日、午前中にずっとアゲハチョウの幼虫を動画撮影し、テレビで観てみました。

普段、虫かごを覗いても、ほとんど動かない幼虫ですが、動画で早送りしてみると、動きがすごく分かりやすいのです。

「うにょうにょした!」

「なんか出てきた!」と、排泄の様子を見て目を輝かせます。

「食べてる!」と、葉っぱを食べる様子も真剣に見ていました。

帰りの会で、子どもたちが捕まえた虫について、「何を食べるんだろう?」「どんなところだと生きていられるんだろう。」と子どもに投げかけています。

ぜひ、ご家庭でも話題にしてみてくださいね。

 

 

おまけ

『だるまさんがころんだ』をしました。

勝ち・負けにこだわってしまう子も、集団遊びだと緊張してしまう子も入りやすい遊びです。

繰り返し遊んで、皆で遊ぶ楽しさを感じていきたいと思います。