今週は、地域の方にご協力をいただき、田植えを体験させていただきました。
毎年、年長児はこの時期に田植えを体験します。実際に手で植える体験をし、その後の成長を見ながら登園することで、収穫を楽しみにすることができますね。
田植えの始めに、たかしおじいちゃん(地域の方)に実際に植える苗を見せてもらい、植え方を教えてもらいました。今は機械を使って植えているけど、昔は全部手で植えていたということも聞きました。
実際に、田んぼの中に入ってみると柔らかくてズズ~っと足が埋まっていく感覚が気持ちよかったです。
苗は植えすぎると息ができずに育たなくなってしまうことや、人が歩いた跡は手で平らにしてから植えるとよいことなど教えてもらいながら植えました。
機械化が進むなかで、こうして自分の体を使って一つずつ丁寧に取り組むという貴重な体験ができたと思います。
田植えの後は、隣の田んぼを貸していただき、泥んこ遊びをしました。昨年は田んぼに入れなかった子も、今年は入れました。
泥んこ遊びは、ブラッグ取り競争と綱引きをしました。
フラッグの取り方を見せる際、担任、園長先生だけでなく、お父さんもデモンストレーションに参加してくれました。お父さんありがとう!
子どもたち、保護者の方も思い切り楽しみましたね。大人が全力で楽しむ姿は、子どもたちの『やってみようかな』という心をくずぐると思います。全力で一緒に楽しんでくださる保護者の方々が本当に素敵です。
最後は、『子どもたち対おうちのひと』綱引きです。1勝1敗で迎えた3戦目、「エイエイオーを3回言えばいいんじゃない?」という声が上がり、声を揃えて3回「エイエイオー!」をした後、接戦を制して見事勝った子どもたちでした。園長先生から結果を告げられて大喜びでした。
田植えと泥んこ遊び、楽しかったね!
翌日、なつめ組の頃に植えた玉ねぎが立派に育ったので、収穫に行きました。
とても大きくて、立派な玉ねぎでした。一人では抜けないときには友達と協力して抜いていました。
そんなときに、偶然通りかかったのが、たかしおじいちゃん!みんな嬉しそうに手を振ったり、収穫した玉ねぎを見せたりしていました。地域の方に親しみながら園生活を送っています。
収穫した玉ねぎは10ずつ数を数え、重さを量りました。数唱、重さの単位、10のまとまりなど、こうした場面で楽しみながら数というものにふれていくことも大切だと思っています。
収穫した玉ねぎの一部は給食のカレーに使ってもらいます。また楽しみが増えました!