5歳児たいよう組

たいよう組(5歳児) 今週の一場面

今週は、月曜日・水曜日に畑へダイコンやカブの生長を見に出掛けました。

先週よりも少し芽が大きくなっているかな??というくらいの変化ですが、自分のスペースにある苗をとても愛おしそうに眺めています。「雑草を抜くと、大きくておいしい野菜が育つ」ということを子ども同士で伝えていて、それを聞いた子がせっせと自分のところに生えている雑草を抜いていました。すでに雑草がない子は、友達のスペースを手伝って抜いてくれていました。冬野菜ができるのが楽しみですね。

その後は、大好きな生き物探しタイム!

先々週にも畑でカエルやバッタを見つけているので、今回は飼育ケースを持って出かけました。

畑の中を走り回って生き物を探している子もいれば、じっと飼育ケースのそばで辺りを見回している子も。尋ねてみると、飼育ケースを虫の罠に見立てて、草などを入れ、入るのを待っているとのことでした。

なるほど!!

昨年度のなつめ組の時に、虫の罠を作った時のことが思い出されます。

コオロギもたっぷり9匹見つかりました。「餌にするために捕まえたい」と言っていた子どもたちですが、コオロギの鳴き声の美しさにすっかり魅了されています。

階段を上がる際に鳴いたことに驚き、「先生!聞いて〜!」と駆け降りてきたA君。みんな集まりホールで耳を澄ませますが、鳴かない・・。さっき階段で鳴いたから!と階段に戻りますが、鳴かない・・。「なんで?」と少しがっかりしながら、保育室に戻りました。考えて考えて・・「さっき暗かったからかも!」と保育室の机の下に飼育ケースを入れたら、美しい音色で鳴きました!「ほら!やっぱり」とみんなでにっこり。

急いで保育室の電気を消し、カーテンを閉めて、またみんなで耳を澄ませました。

 

カエルを見つけた子たちは、図鑑や絵本で生態を調べたり、どんな種類なのか模様を見比べたりしていました。カエルの手も、種類によって特徴が違うんです。「ドロガエルって呼んでいたけれど、本当はヌマガエルなのかも。線が似ている」「こっちのカエルはトノサマガエルかも」と話しながら、特徴をよく観察しています。

虫の罠は、クラスにも少し広まり、「今度こそ!捕まえるぞ!虫の罠大作戦」と命名されました。昨年度は、狙っていた虫ではなかったため、「今度こそ」となっています。

早速家で考えた罠を持参し、仕掛けてみたBちゃん。

Cちゃんも畑で虫を捕まえた時を思い出し、草が生い茂っているところがいいのではないかと提案してくれました。

今後、園庭のあちこちに罠が登場するかもしれません。そっと一緒に見守っていただけると幸いです。どんな生き物が捕れるのか・・。楽しみです。