12月9日(月)
本日は、地域のお茶の先生方にお越しいただき、「お茶の会」を行いました。
先生方、赤い絨毯、釜、自分たちで作った掛け軸…いつもと違った雰囲気を感じながら、まずは座り方やお辞儀の仕方を教えていただきました。
お辞儀をする時は、こぶし二つ分先に手をつき、首から頭だけが下がらないように、行います。格好も大切なのですが、「相手を敬う気持ちや感謝の気持ち」を込めることが大切ですね。とても丁寧に行えていました。
そして、一人ずつ釜の近くに行き、釜の音に耳を澄まし、ひいらぎや掛け軸を眺め、おもてなしの心を五感で味わいます。
今回のお茶のテーマがクリスマスといことで、抹茶茶椀、お菓子の懐紙、釜の蓋置き、掛け軸など、いたるところからクリスマス(冬)を感じられました。細やかな演出(心遣い)がとっても嬉しいですね。
続いて、お菓子、お抹茶を慎重に運びます。渡す人ももらう人も、お互いにお辞儀をして、心を通わせます。ちゃんと柄が正面に来るように気を付けて渡していました!
早速いただくと、「甘い!」「あれ?なつめの時よりにがくない!」と感じたことを言葉にしながら、昨年と比べたり、「そうなの?」と友達の感じ方につられて味わったりしました。
お父さん先生にも立てていただきましたよ!!
次回は、たいよう組がお茶をたてて、なつめ組の子たちをもてなします。先生に教えていただいた相手の立場に立った心遣いが行動として表れるかもしれませんね。そして、2回目のテーマも子どもたちと一緒に決めて、準備していきたいです。
なつめ組に続いて、世界でも愛される日本の伝統文化(侘茶)に親しむことができました。山田先生、荒深先生、森先生、大変貴重な機会をありがとうございました。次回も、よろしくお願いいたします。