4歳児なつめ組

今週の1場面 なつめ組(4歳児)

2月21日(金)

2月も後半に差し掛かり、”もうすぐたいようさん(年長)になる”という思いが強くなってきたなつめ組の子どもたち。

それと同時に、”たいようさんが小学生になる”、”たいようさんとお別れをする”という思いも少しずつ出てきました。

「あと1か月、たいようさんと何をして過ごしたい?」と子どもたちに聞くと、

「ドロケイ」「かくれんぼ」「氷鬼」「ドッジボール」「サッカー」などなど、自分たちの好きな遊びや、年長児が今まで楽しんできた遊びを口にしました。

「こあらさん(年少)も、たいようさんも、みんなで楽しく過ごせたらいいよね。」と教師が話すと、「こあらさんは難しくてルールが分からないんじゃない?」「ううん。分かると思う。」という子どもたち。

年少児にもルールが分かるのか。その遊びをみんなでやって楽しいのか。

やってみないと分からない!ので、年少児を誘って試してみることにしました。

まずはケイドロから。なつめ組全員で年少児を追いかけました。

初めてケイドロをする年少児に優しくルールを教えたり、タッチした年少児を優しく抱っこして、牢屋に連れて行ったり。楽しく遊ぶ中で、心温まる姿がたくさん見られました。

捕まって悔しい年少児が、「お母さんに会いたい。」と泣きそうになると優しく背中を支えながら、牢屋まで案内します。

最終的に全員捕まったこあら組の子どもたちは、「捕まりたくなかった。」「追いかける方が楽しい。」と教えてくれました。

「なるほど。こあらさんは追いかけられると少し怖いのかもね。」と”やってみた”ことで気が付きました。

お別れ会では、かくれんぼになるのか、鬼ごっこになるのか、はたまた全く違うものになるのか・・・。

連休明けに子ども達と話し合って決めていきたいと思います。(遊びの様子がこあら組の今週の一場面にも掲載されていますので、覗いてみてください☆)

幼稚園では、先週からひな人形を飾っています。

それを見た子どもたちは、なつめ組のひな人形を作りたくなりました。

実際のひな人形を見て、「お殿様(お内裏様)はね、こういう剣を持っていたの。」とストローを刀のように切ったり、大きさの違うストローを上から重ねて刀袋を再現したりしていました。

細かいところまで、よく見ていますね。

思い返せば、”一人一つ”が良かった子どもたちも、みんなで協力して”みんなで一つ”のものを作り上げました。

ひな壇が階段になるように、空き箱を工夫して繋げているところに感動します。

本物と同じように赤い布の上に飾ると、「他の人にも見て欲しい。」「みんなが通るところに飾ろう。」ということになりました。

「それってどこ?」と聞くと、「ホールとか?」「あ、ここいいんじゃない?」「ここは危ないでしょ~」などと、飾れそうな場所を探しに行きました。

決めたのは、本物のひな人形のとなり。挑戦的な場所を選びました(笑)

みんなに見て欲しいけど、大事だから壊しては欲しくない。

『こはさないならさくはていいですよ(壊さないなら触っていいですよ)』の看板を立てて、満足そうな子どもたちでした♡