幼稚園行事 5歳児たいよう組

たいよう組(5歳児) 今週の一場面

少しずつ朝晩が涼しくなりましたね。やっと秋めいてきて、体を使って遊ぶことが心地よくなりました。園では、いろいろな運動遊びを楽しんでいます。

先週もお伝えしたように、「勝ち負け」を意識して、負けると悔しくなったり、自分よりスムーズに進んでいく友達を羨ましそうに見ていたり・・・。いろいろな気持ちを抱えながら、挑戦しています。

先日までリレーで負けると、悔しさから「もうやらない!やりたくない」と言っていた子も、友達と作戦を考えたり、思いを話すなかで、『他の子も一生懸命に走っているんだ。自分と同じ気持ちなんだ』と知り、「黄色チームの方が、今日は速かったかも。座るのが早かった。」と自分以外のチームを認めたり讃えたりするようになってきました。

また、それぞれが挑戦している縄跳びや立ち漕ぎ車では、「あれ〜?うまくいかない・・。」と言う友達に気付き、「大丈夫?」と隣から手を差し伸べる姿も。自分も何度も何度も繰り返し取り組むなかで、上達している過程だからこそ、仲間の気持ちがわかるのでしょうね。

リレーのチームも、子どもたちと話し合って決めています。自分たちの希望するところに札を貼り3チームに分かれたところ、1チーム11名いるところもあれば、2名しかいないところもありました。「どうする?それでやってみる?」と尋ねると、「子どもたちの方から、人数が少ないチームの方が、早くゴールするから勝っちゃう!」(一人1回だけ走るという考えで、意見を言っています。)「3チームの人数が同じになる方がいい」となり、再度決め直しました。それでも同数にはならず、「どうする?」とその都度話し合ってきました。

今は少しずつメンバーが固定してきて、そのメンバーで作戦会議をしたり、団結力を高めるための「力を合わせるゲーム」をしています。

こういった遊びを通して、今まで一緒に遊ぶことの少なかった子たちも、励まし合って挑戦するようになった気がします。

親子ふれあいフェスティバル(運動会)まで、あと1週間。子どもたちは、本当に当日を心待ちにしています。取り組みの様子は、来週教頭から保護者の方に詳しくお話しさせていただきます。是非、ご参加ください。

「なぞのたね」のお話です。

とうとう芽が出ました!!

ハート型の双葉が出たことに気づいた子どもたち。

「え?カブ?」と言っていました。畑に行って、カブの芽を見ていた経験からの発言です。「カブってなかったよね?ニンジンとか、ブロッコリーとかだったもんね。」と不思議そうに話しています。

 

そして・・昨日は暑いなか、稲刈りにご参加くださり、ありがとうございました。

たかしおじいちゃんの話を聞いて、いざ収穫開始!

見事に実った稲を前に、子どもたちの目はキラキラ。

初めて鎌を扱う子も多かったのですが、おうちの方と一緒に丁寧に刈り取っていきました。

この餅米を使い、12月に餅つきを行います。

その際も、たかしおじいちゃんに来園していただきます。「またね」「ありがとう」とタッチしました。

稲刈りの様子は、新聞やテレビでも紹介される予定です。

またそちらも是非ご覧ください!