幼稚園行事 5歳児たいよう組

たいよう組(5歳児) 今週の一場面

保育参加(ドッジボール)にお越しいただき、ありがとうございました。自分たちが日々楽しんでいることを、保護者の方と一緒に楽しめたことをとても喜んでいました。

前日の帰りの会で、「子どもVSおうちの人でやってみたい。」「先生も大人だから、おうちの人チームに入ったら?」などと、対戦チームをどうするか考えていました。「大人と対戦したい」という気持ちが強かったようです。

当日は、保護者の方に「手加減なしで・・」と伝えていましたが、やはり子どもたちに気を使って、モチベーションが下がらないようにドッジボールを盛り上げてくださっていましたね。

保育参加の最後に、保護者の方同士でドッジボール対決をしていただきました。

それまでとは違って、本気でボールを投げ、キャッチする保護者の方の熱戦を目の当たりにして、子どもたちも「お〜!」「当たった!」とついつい見入っていました。

ある保護者の方が「楽しかったです!はしゃぎすぎちゃいました!」とお話しされていました。本当にそれぐらい、保護者の方が子どもたちの前で全力で対決を楽しむ姿を見せてくださったからこそ、子どもたちは、「ドッジ、もっとやりたい!」と保育参加後も引き続きドッジボールをするほど、ますますドッジボールが大好きになっている気がします。

その日の給食の時間も、ドッジの話題で持ちきりでした。「◯◯君のお母さん、ドッジめちゃくちゃ強かったね。」「お母さんがドッジボールしているの、初めて見た。」ととても嬉しそうに話していました。子どもたちに楽しい時間と、たっぷりの刺激をありがとうございました。

先週から、泥の感触遊びやケーキ作りを楽しんでいます。今週は新たに、泥粘土を出しました。これまで触れてきた紙粘土や油粘土とは違う感触や質感、重みに「これ何?何でできているの?」「何を混ぜて作ったの?」「水に入れたらどうなるの?」と早速素材について興味をもったようです。

感触を充分に楽しみながらサイコロを作ったり、お面を作ったり、ブランコを作ったり・・それぞれが、自分のイメージしたものを形作って遊んでいます。

数日置いておくと、乾いてカチカチに固まりました。そのことに気づいたA君が驚いて「見て!石になった!」とサイコロ状になったものを友達に見せて歩いていました。刻々と硬さが変化していくことに気づき、「泥粘土って、どうやってできているの?こんなの、初めて・・。」とますます不思議に感じています。

遠足予備日は、琴塚古墳に出かけました。幼稚園の近くにあるけれど、初めて行ったという子もいたようです。

虫や生き物が住んでいそうな様子に、「カナヘビを探す。」「コオロギも居そうじゃない?」と心が動き、目を凝らしながら探していました。

「バッタだと思っていたら、キリギリスだった。口のところが赤いもん。」と違いも知っている子がいて、「バッタは噛まないけど、キリギリスは噛むね。なんか痛かった。」と話すのを聞き、恐る恐る触る子もいました。園庭や畑とはまた違った虫に出会えて、子どもたちの世界を広げてくれた気がします。

虫の罠大作戦では、また新しい虫が入りました。なんと、ゴキブリです。なかなか立派な大物でした。罠を仕掛けたB君にみんなで「おめでとう!」と拍手を送ると、B君は苦笑い。「嬉しくないんだけど!カナヘビがよかった。」と話す様子に、みんなで大笑いしました。「ゴキブリはいらん。」とB君が言うのを聞いて、「じゃあちょうだい。」とC君やDちゃん。「育てて、トカゲの餌にする。」と既に、餌として活かす発想を思いついていました。「でもトカゲ、すっごい小さいけれど。このゴキブリの方が大きいよ。口開かないんじゃない?」「やってみる?」「でも、逆に食べられたりして・・」と考えを巡らせていました。来週は、生き物に詳しい先生をお招きして、一緒に畑に出かけます。どんなお話が聞けるのか、楽しみです。