奈良県橿原市にある第4こども園の年長組さんと、岐阜東幼稚園の年長組の子どもたちがオンライン交流をしました。
オンライン交流の話をすると、「やりたい!」の次に出てきた言葉が、「奈良県ってどこ?」「岐阜から遠いの?近いの?」でした。日本地図を見てみると、「ここにあった!」「(岐阜県から奈良県の方が)北海道よりは近いね。」と他の都道府県と比べていました。
どんな話をしようか・・と子どもたちと相談すると、「岐阜を紹介したい」ということになり、いろいろ岐阜といえば・・?と考えてみました。やはり、思いつくのは10月末に登ったばかりの金華山。近くを流れる長良川。「鵜飼が有名だよ。」と話す子がいて、鵜飼のことを子どもたちが知る機会となりました。

木の根っこが張っている山道を歩いて金華山に登ったことや、リスがいたことなども、写真や文字で表して紹介していました。

オンラインでの会話は、GIGAびらきのときなどにも経験していますが、初めてやりとりをする園の友達が相手ということで、なんだかいつもよりドキドキしていたようです。

第4こども園の年長組の子は、遠足で電車に乗り、動物園へ出かけたと聞き、「え?電車に乗って行く遠足もあるの?楽しそう!」「動物園は家族でしか行ったことないな・・。友達と行くの、いいな。」と話していました。「近鉄特急 ひのとり」という電車の名前も出てきて、「知っている!」「うちにおもちゃがある!奈良県を走る電車だったんだ!」と自分の知っているものとのつながりを知り、嬉しくなった子もいました。
遊びの話では、第4こども園の子が泥団子を作っていると聞いて、「この前、僕も作った。一緒!!」と喜んでいました。共通点を知って、存在を身近に感じたり、相違点を知って、もっと話を聞きたくなったり・・。交流は予定時間を大幅に超えるほど、もっと、話したり聞いたりしたくなりました。

自分たちの住む地域を紹介したいという思いから、身近な紹介したい場所や伝統、できごとなどをいろいろ考えたり、友達と話す中で思いついたりする姿がありました。オンラインの交流をきっかけに、自分たちの住む“まち”について知ったり、気づいたりしたことがたくさんあったと思います。
第4こども園との交流は、今後も引き続き行う予定です。またオンラインで会えるのを楽しみにしています。


