幼稚園行事 5歳児たいよう組

たいよう組(5歳児)今週の一場面

今週は初雪が降りましたね。前日は日差しが暖かく、汗ばむほどの陽気だったので、「本当に雪降るの?」と話していたのですが、予報通りの天気に子どもたちは大喜びでした。雪遊び用に手袋などの準備をしてくださったおかげで、登園後すぐに園庭へ駆け出して遊びました。

雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりする中で、雪をかき集めていくうちに、ビールケースの底の丸い穴には、雪が積もっていないことに気がつきました。「あれ?なんで雪ないの?」「丸いところの雪はどこに行ったの?」・・中を覗いても雪がなくて、「ここだけ、とけちゃったの?不思議〜!」と友達と顔を見合わせていました。自然のおもしろさ、不思議さに気づける感性、とても素敵ですね。

こんな可愛い雪うさぎも出来上がりました。

日の当たらない場所に作ってはそっと置き、最後には12匹に増えていました。

幼稚園生活最後のオーレチャンプが終わりました。

引退試合も2試合しました。2チームに分かれての友達との勝負、コーチ&教師チームとの勝負。どちらも引き分けでした。このところ、サッカーが大好きになってきているたいよう組です。毎日サッカーをしているA君は、「オーレチャンプが最後なのは残念だけど、友達とはまだまだできるから。」と笑顔で話していました。

岐阜東幼稚園伝統の「田植え」「稲刈り」から続く第3弾「藁を使ったお正月しめ飾り作り」をしました。以前から、自分たちで刈り取った稲わらをどう使うか・・と子どもたちと考えてきました。「去年焼き芋の時に使っていたよね。一緒に燃やしていた。」と思い出して話す子もいて、よく見ているなと驚きました。(今年度も使用しました。)

「他にはどんなことに使っているんだろう。」と帰りの会で話すと、早速Bちゃんが家庭で保護者の方と一緒に考えたり調べたりして、紙に書き出し持ってきてくれました。ミニほうき、わらぞうり、うしのえさ、わら納豆・・などといくつか挙げてくれた中に「しめ飾り」もありました。そこで、「藁を使ったお正月しめ飾り作り」を計画しました。

元々製作好きな子が多いので、「自分で作る」と聞いて楽しみにしていたのですが、しめ飾りは「悪いことを遠ざけ、福の神様を呼び込む縁起物」と聞き、「幸せの神様に来てもらいたい。」とますます期待感が増しました。

飾りの字は自分たちでお正月に因んだ文字や数字を書き、扇は自分で折りました。

その様子はテレビや新聞でも紹介されています。ぜひご覧ください。

 

最後に・・

畑サポーターや有志の皆さんが、園の畑(ひまわり農園)などで育てられた野菜や果物を用いてお店屋さんをしました。

保護者の方のご協力もあり、行列ができるほど大盛況!!

「どの商品がいいですか?」「美味しい野菜です。ゆっくり見ていってください。」と店員になりきって、お客さんに声をかけていました。

手製のレジも子どもたちと作りました。初めは、数字を書いて準備していたのですが、「レシートが出てくるところがあるといいんじゃない?先生、ここに穴を開けてくれない?私、レシート作る!」と開店10分前にさらにアレンジが始まりました。一人では作るのに時間がかかることも、仲間がいればあっという間に進んでいきます。「ひまわりのうえん ありがとうございます」と子どもたちが書き、レシートとしてレジの内部から穴を通してお客さんに受け取ってもらいました。

貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。こういった経験がまた子どもたちのお店屋さんごっこや製作遊びの刺激となっていくと思います。