5歳児たいよう組

今週の一場面 たいよう組(5歳児)

11月17日(金)

前回からの続きで、トロッコ作りの様子をお伝えします。

今週はトロッコに絵の具を付けました。自分たちで作った絶妙な色。何だか大人っぽいスモーキーカラーのトロッコになりました。

 

Aさんが持ってきてくれた大きな紙に、みんなで道を描きました。

こんな大きな紙初めて見て、わくわくしながら描きました。

 

 

その道に、問題の答えが、正解か不正解かを分かるように穴を開け、〇か✖の紙を入れるようにしました。

 

楽しくて楽しくて、繰り返し遊びました。

 

「落ちた時に、落ちた場所が見えたらもっとおもしろくなりそう。」という案が出て、絵を描きました。

綺麗な火山(マグマ)です。

その絵をiPadで写真に撮って、スクリーンに映すことにしました。

 

クイズを出す人、クイズに答える人、〇✖の紙を抜く人、トロッコを揺らす人、音楽を流す人等役割がたくさん!

「バトンタッチ!」の合図で、交代しますが、時には思いがぶつかることも…。

「じゃんけんで先の人決めよ。」「私が交代してあげる!」「〇〇さんは一回もやったことがないから、変わってあげたら?」等、自分たちで考えを伝え合いながら、遊びを進めていく姿も見られます。

もちろん教師の援助が必要な時もありますが、自分たちで集まって思いを伝え合うことが増えてきました。

 

楽しくてたくさん遊んだら当然壊れます。その都度どうしたらよいか考え、相談し、また遊べるように修理していきます。

 

問題もどんどん難しく、ユーモラスになっていきます。ジェスチャーでどっちでしょうクイズを出していますが、

『シュークリームとフランスパン』『亀とスッポン』『塩と胡椒』『オスのウサギとメスのウサギ』『ケーキ屋さんと泡作りをしている幼稚園の子』などなど違いが分からない問題ばかり。ここには書ききれないぐらい面白い問題がいっぱいなんです。

問題を考えていても、出していても、答えていても、子どもたちのアイデアが面白すぎて、お腹がよじれるぐらい笑わせてもらっています。

 

そんな面白くて楽しくて、困った時はみんなで相談できるたいよう組の子どもたち。4週間いた実習生との最後の日は、みんなでこっそりお別れ会を計画して、プレゼントを作ったり、歌で感謝の気持ちを伝えたりしました。

最後は、みんな涙の別れ。ちゃんと別れが分かるようになったんですね。

優しくて、面白くて、楽しくて、時には怒ったり、泣いたりしながら、ちゃんと自分の思いを出し合えるとっても素敵なこの子たちと、みんなで過ごせる愛おしい日々を大切に、そして一人一人が楽しい思い出をいっぱい作れるように過ごしていきます。