4歳児なつめ組

今週の1場面 なつめ組(4歳児)

7月4日(木)

なつめ組では、お医者さんごっこを楽しんでいます。

ウレタンブロックでソファを作り、そこに布を被せてソファーを作ったAくん。

リッチなソファーだったので、患者さんになりきって試しに座ってみると、「ここは、お医者さんが座る椅子!」とのことでした・・・。

患者さんは、小さな椅子にそっと移動しました(笑)

”お医者さんは手袋をしている”というイメージがあるようで、袋を手に付け、手袋に見立てて遊ぶ子もいました。

次の日。前日に作っていたようなお医者さんごっこ用のソファーを作ろうと思った子どもたちですが、既にウレタンブロックを使って遊んでいる友達がいました。

「どうしよう。あれがないと作れない。」「困ったね。」と相談します。「貸してって頼んでみる?それか、他の方法で作れるか試してみる?」と教師が提案すると、「いいこと思いついた!!」と動き出した子どもたち。

先にウレタンブロックで遊んでいたBくんが、渋々貸してくれた三角のウレタンブロック2つを枕に見立て、その上に段ボールを被せてベッドを作り上げました。

“あれがだめなら、こうしよう”と何とか自分たちで方法を考えて作り上げたところに、感動した場面でした。

数人で始めたお医者さんごっこでしたが、“楽しそう”を察知した子どもたちは、自分なりに必要なものを持って、お医者さんとして現れたり、患者さんとして現れたり、自然と遊びに加わっていきます。

絵本をカルテのように見立てて、患者さんの情報をぶつぶつ唱えながら、メモをするCちゃん。

遊びに新しく加わる友達が刺激となって、イメージがどんどん広がり、リアルになっていくようです。

妊婦さんも現れました。

少し前に弟が生まれたCちゃんは、かなり再現度が高く、表情まで苦しそうです。生まれた後も、赤ちゃんを大事そうに抱いたり、ミルクを飲ませたり。家庭や病院で経験し、目にしてきたことがこのように遊びに現れていきます。

一緒に遊びながら、子どもたちの発想やイメージが本当に面白く、驚くばかりでした。

そして、夏を感じているからなのか、年長児の影響なのか・・・。

「夏祭りがしたい!!」と言うDくん。

どんなイメージでいるのかを聞いてみると、一生懸命に伝えてくれました。

何やら、お客さんに◯✖クイズに答えてもらい、正解したらプレゼントを渡したいとのこと。出店のイメージなのでしょうか。

あれやこれやと教師も一緒になりながら、作っていきました。

紙をめくり、◯だと当たり、✖だとはずれのゲームができあがりました。

お客さんがくると、とっても嬉しそう!

「お金がないとできません。」とDくんに言われれば、「分かった!」と急いで、作ってくるお客さん。

お店屋さんとお客さんと、やりとりが楽しくなってきましたね♪

射的のイメージでも、遊んでいます。

夏祭りごっこの行方が楽しみですね♡