9月6日(金)
2学期が始まりましたね!!
日焼けした子どもたちが、夏休みの思い出を楽しそうに教えてくれる様子を見ていると、それぞれが充実した夏休みだったことが分かります。
久しぶりに会う子どもたちは、また一段とパワーアップしているように感じます。
Aくんは、大好きな「ザリガニを捕まえる!」と、自作の罠を自宅から持ってきました。中を覗くと、Aくんが朝ご飯に食べたパンの欠片が・・・(笑)なんとも可愛らしくてほっこりしました。
友達や教師と話しているうちに、捕まえたいものが変わっていき、「カブトムシを捕まえたい!」と言うAくん。
「カブトムシって甘いものが好きなんじゃない?」(蜜を飲むイメージからでしょうか)ということで、職員室でもらった砂糖をパンの欠片にかけて、木に吊るすことになりました。遊びの間も、給食の間も仕掛けた罠が気になってしょうがないAくん。
昼頃に見に行くと・・・
たくさんのアリが罠の中に入っていました。教師も驚きです!Aくんは、残念そうでしたが、「カブトムシは夜にしか来ないよ。」と年長児に教えてもらい、少し納得したようでした。
たくさんのアリが木の高いところまで登っていったこと、そして、手に入れた砂糖を持って一生懸命に木から降りているところが見られて、他の子どもたちと興味深く見ることができました♪
そしてこちらもアリのお話。
教師が、夏休み中にアリジゴクを発見し、子どもたちに見せたいという思いから、飼育をしていたのですが、ようやく子どもたちに紹介することができました。
『アリジゴク』という分かりやすい名前からか、すぐに子どもたちは、「ご飯のアリを見つけなきゃ!」と朝から忙しそうです。
手で捕まえると、すぐに潰れてしまうアリに格闘しながらひらめいたのが、コップを使い、登ってきたところを捕まえる作戦です!感心してしまいますね。
Aくんが砂糖をもらってきた様子を見ていたBちゃんは、「砂糖でアリの罠を作らない?」と面白い考えを思いつきました。
「誰かが間違えて舐めないように。」と、「ありよー(アリ用)」と書かれたカップを置いておくと、
次見たときには、こんなにもたくさんのアリたちが!!
虫捕り網だけでなく、このように少し工夫して虫を捕まえるようになってきた子どもたちの中に育ちを感じ、感心するばかりでした。
1学期にした遊びも引き続き楽しんでいますよ♪
始業式の日、「夏祭りごっこの続きがしたい。チョコバナナとか、お面とかすると良いかなってずっと考えてたの。」と話してくれたCちゃん。
心がじーんとするほど嬉しい姿でした。1カ月以上の夏休みを経ても、続いている思いに驚かされます。
Cちゃんのリクエストの元、お面を作っていくと、その遊びもまた広がっていきます。
大好きな恐竜のお面を作ったり、
大好きな国民的ヒーローを見ながら、紙に写したり。
2学期が始まって1週間を共に過ごし、やっぱり子どもって面白いな、楽しいなと思うと同時に、子どもたちのもつ力に元気付けられる日々です。
最後に、「鳥になって空を飛ぶのが夢なんだ。」と話してくれたAくん。
工夫して段ボールを羽にし、飛ぶ練習(けがが心配だったので、2段までとお願いをしました・・・)をしたり、「飛ぶところを見に来て。」と友達にチケットを配ったり(笑)
こんな風に本当に発想が面白くて、くすっとどころか豪快に笑っちゃうこともありながら、2学期も楽しく愉快に、なつめ組の仲間たちと過ごしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。