4歳児なつめ組

今週の1場面 なつめ組(4歳児)

9月27日(金)

今週から少しずつ涼しくなり、比較的過ごしやすくなってきました。

なつめ組では、外で元気よく運動遊びを楽しんでいます。

ルールのある遊びが面白くなってきた子どもたちは、転がしドッジボールを楽しんでいます。

腰を低くして、逃げることに集中したり、力を溜めて思い切り転がそうとしたり。

体を工夫して使って遊んでいます。

“みんなと一緒が面白い”、“ルールがあるから面白い”ことを感じるようになってきた一方で、だからこその葛藤も生まれます。

「当たりたくなかったのにボールに当たってしまった。」「鬼(外野)がやりたかった。」「自分が先に投げたかった。」など、上手くいかないことに出会い、スムーズに遊びが続かないこともあります。

ですが、それも子どもたちにとっては、大事な経験。

葛藤したり、心が折れて辞めてしまったり、でも、また挑戦してみようとしたり。

それぞれの思いや乗り越えていく姿を見守りながら、繰り返し楽しんでいこうと思います。

ネットを用意すると、Aくんは大好きな「ギガノトサウルス」になりきって進んでいました。

玉入れでは、「どうやったら入れられる?」と、困っていたBくんの姿がありました。

「入らない・・・。」「高すぎる。」と思いを口にしていましたが、何度か挑戦するうちに、「跳んだら入れられた!」と嬉しそうなBくん。

くじけそうになりながらも、自分なりに乗り越えようと頑張る姿、考える姿が嬉しいですね。

中には、「高いところに乗ったら入れやすい。」と、ビールケースを持ってきて、どんどん入れていく子もいました(笑)

幼稚園中の友達と玉入れ競争をしたときには、ぎゅっと集まり、「えいえいおー!」をする子どもたちの姿もありました。

運動遊びを行う中で、自分の力だけでなく、みんなで力を合わせるとうまくいった経験をしたり、自分の力で乗り越えられたことが自信に繋がったりと、それぞれに物語があり、育ちが見られています。

そして、虫を捕まえるための罠も引き続き楽しんでいます。

仕掛けた罠が気になって、登園してくると、確認しに向かう子どもたち。

先週は、アリがよく罠にかかっていましたが、今週は少しレベルアップ?です(笑)

なんと、ハサミ虫が数匹と、ゴミムシが捕まっていました。

お家の方のご協力で、子どもたちと一緒になって考えてくださっている姿もあり、とても有難いです。

来週はどんなものが捕まるのか・・・!

気になりますね!☆