11月22日(金)「それぞれの綺麗な団子」
乾いた固まった団子を「もっと奇麗にしたい」思いで、それぞれの試みが続いています。
「どうしたら色がつくかな…」「クレヨンで塗る?」「マジックの方が消えんよ。」「絵の具とか?」「手がベタベタになるよ。」「まぁ、やってみる?」子どもたちが今まで経験してきた、色をつける方法で試します。「クレヨンはちょっとつく。」「マジックはぜんぜんつかない。」「絵の具はいい感じ~」手はベタベタになりますが、自分たちで団子に色をつける方法を見つけました。
その嬉しさが、「奇麗」「宇宙みたい」「よ~し、もっとかっこよくするぞ~」の言葉からも感じられますね。そして、いつものように乾いてから布で磨くと、色がボロボロ取れてしまって…「え~」「何で~」「せっかく塗ったのに…」「これは塗ったらおしまい(完成)!」「でも、色んな味のチョコボールができる」「じゃぁ、サッカーボール団子にしよう」と、光る団子にはなりませんでしたが、団子のイメージが色によって広がっていきます。(ごちそう作りにも活かされています!)
教師も子どもたちと一緒に考え、色が剥がれ落ちないようにサラ粉のようにできたら…と、コンテを提案し、石鹸削りで削って粉にする方法を共に試しました。色をつけてみたい子たちは、好きな色のコンテ(クレパスの子もいました)を削って、濡らした団子に振りかけ、団子がじわりじわりと色づいていくことに面白さを感じていました。絵の具の時と違って、より団子感が残った状態で色がつきましたね。
いろいろと試して遊ぶ中、A児、B児、C児たちは、「やっぱり光る団子がいいなぁ」と、時間はとてもかかるけれど、削る物を布、葉っぱ、容器、空き瓶などいろいろと試しなら、好きな場所で作っています。
それぞれが思う「奇麗な団子」に向かって、挑戦(試行錯誤)はまだまだ続きそうです。