3月24日(水)に生徒会代表の生徒が、病院長さんや看護婦長さんに直接シトラスリボンを贈呈しました。その様子をCCN(ケーブルテレビ)と中日新聞が取材に来ました。
岐阜西中学校では、今年度2年生の執行部が中心となり、1月から「シトラスリボンプロジェクト」を行ってきました。
シトラスリボンプロジェクトは、一般的にはコロナ差別の撲滅や、安心して生活できる地域を共に築いていこうなどの趣旨があります。本校ではそのような趣旨に、行事も行えず校外での活動も十分にできなかった先輩に、なんとか餞の活動ができないかという生徒会執行部の思いを加え、義務教育を終え社会に羽ばたいていく卒業生に在校生の作ったシトラスリボンをプレゼントしました。
さらに、卒業式後に執行部とこの活動の今後の在り方について協議を行い、岐阜清流病院へリボンを寄贈することにしました。岐阜清流病院は本校のすぐ隣にあり、毎日のように救急車が学校の横を通り過ぎたり、朝の登校途中に出勤する職員さんとすれ違ったりしています。そんな医療現場に自分たちで作製したリボンを送る機会を通して、職員の皆さんを激励することはもちろん、生徒自身も差別やいじめ問題への考えを深めて、社会の一員としてより高い志をもって行動し、命を大切にしていくことを改めて考えていきます。