「命」を救うために何ができるのか!1年生救命救急講習!

本日の土曜授業日は、1年生の「救命救急講習」を行いました。1年生を3つのグループに分け、岐阜市消防署隊員3名を講師にお招きして講習を行いました。生徒への最初の問いかけは「あなたは、誰かの命を救うために何ができますか?」という言葉でした。一瞬、体育館が静まり返り、場の空気が変わりました。本日は、「事故やケガなどで負傷した人を目の前にした時に、勇気をもって一歩踏み出せるか」という勉強でした。

「そばにいる、あなたにしか救えない命があるよ」「人の命は人の手でしか救えないよ」など、講師からの厳しくもあたたかい言葉で、一層集中して救命講習にのぞむことができました。119番通報をすれば終わりではなく、それ以前にしなければならないこと。例えば、相手の呼吸や反応を確認すること。仲間を少しでも多く呼ぶこと。胸骨圧迫を繰り返すこと。AEDを使用することなど、それらをすることによって、助けることができる「命」が何倍も増えることを学習しました。けっして「他人事」ではなく、「自分事」として感じながら、講習にのぞむ生徒ばかりでした。本音を言えば、危険な状況に遭遇しないほうがいいのかもしれませんが、「いつなんどき何が起こるのかは誰にもわかりません。」だからこそ、繰り返し学び続けなければいけないと考えさせられる講習でした。岐阜市消防署の隊員の皆さま、丁寧に教えてくださってありがとうございました。また、本日もPTA役員の方々の支えがありました。ありがとうございました。最後に、岐北中のAEDは「体育館南側の出入り口」壁面に設置してあります。

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