本日、6時間目に「不審者対応訓練」を開催しました。生徒の皆さんには事前の詳しい告知をせず、「不審者侵入時における安全な避難行動様式を身につけること」、「通報や指示を落ち着いてしっかり聞くこと」、「迅速で安全な集団行動が取れるようにすること」などをねらいとして開催しました。今回は、岐阜北警察署の方に「不審者」役で教室に侵入していただきました。突然の侵入で不安に思う生徒のことを配慮して、侵入する学級には、事前に顔合わせをしておきました。
侵入者が入った学級以外の生徒は「何が起こっているのか」全く分からない状況だったと思います。しかし、教師が笛を使用して大きな音を鳴らし続けたことで、「何かが起こったのでは・・」と考えることができ、スムーズな避難に繋がったと思います。
今回の訓練では、侵入者の目線で撮影した動画を全校生徒に見てもらいながら、警察の方に解説をしていただきました。侵入された学級の生徒が落ち着いて担任の指示に従っていたこと。直面した担任の対応が的確で、机などを使って距離を取っていたこと。すぐに隣の教師が連動していたこと。静かに話し声もなく、避難できていたことなど、今回の訓練を大変ほめていただけました。質問をする時間もあり、さすが岐北中の生徒と思う姿が見られました。多くの生徒が質問をしたいと挙手し、質問後に、あたたかい拍手が体育館中に響いていたことも岐北中らしいと感じました。最後に、「自分の命を守るため」に、もし不審者に遭遇することなどがあった場合は、「たすけてー!」と大きな声で危険を訴えること、そして全力で逃げることなどのアドバイスをいただきました。暑い中でしたが、岐阜北警察署員様、ありがとうございました。