令和6年7月3日「いじめについて考える日」!

本日、6時間目に、全校生徒が体育館に集まり、「全員」「いじめ」について「考え合い」ました。

5年前の出来事を受けて、「岐北中のみんなが安心して生活できるようにするという願い」のもと、「いじめについて考える日」が始まりました。最初に、この1週間、全校を挙げて取り組んできた、仲間の「がんばり」や「よさ」を再確認し、それを全体に伝えていくという「ありがとうカード」のまとめを紹介しました。体育館のステージ上に大きく広げられました。

このカード1枚1枚には、全校生徒の仲間への感謝の気持ちがあふれています。その後、全校でもう一度、生徒会執行部が企画・演出した動画を視聴し、全校で交流しました。「意見がある人は挙手をお願いします」と声がかかると、ためらうことなくたくさんの生徒が一斉に挙手をしました。「これが岐北中のすごいところ」です。今回の意見で多かったのは、見ていた人、いわゆる「傍観者」の人への思いでした。「気持ちは分かるし、面倒に巻き込まれることは嫌だけど、やはり注意できないこと、見て見ぬふりをするのはおかしい!」という前向きな意見がほとんどでした。交流の最後には、「岐北中で嫌な思いをする人をなくすためにどうするとよいですか?」と問いかけました。ここでも驚くほど多くの挙手がありました。「自分がされて嫌なことはしないこと」「自分がされて嫌なことを常に考えること」「まわりが必ずダメだと伝えること」など、私たちの今後の生活で大切にしていかなければならないことが再確認されました。

生徒会長がみんなの思いをまとめ、最後に校長先生から「今日の話し合いを真に価値あるものにするためには、いじめはもとより、いじめに繋がる言葉や行動がなくなっていくことしかない。今回の取組を言葉だけにせず、姿で示すこと。皆さんの『日常の姿』に期待します。」と締めくくりました。これからも、岐北中では、「命」の大切さ、「いじめ」について考え続けていきます。体育館での集会後、各教室に戻り、今日の話し合いの感想を書きました。その内容等については、後日、紹介したいと思います。

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