12月いじめを見逃さない日!

本来ならば「3日」ですが、12月の「いじめを見逃さない日」は本日、行いました。12月は、岐阜市の「人権尊重推進強調月間」(11月11日~12月10日まで)にあたること、また、岐阜県の「人権週間」(12月4日~12月10日まで)であることから、本校の人権主任も放送に参加しました。さらに、特別ゲストとして、後期生徒会長も参加しました。どちらの日も12月10日までとなっていますが、この日は、昭和23年に国際連合が「世界人権宣言」が採択されたのを記念して「人権デー」と定めた日です。

さて、本日の内容は、現在日本国中が注目していると思われる「FIFA WORLD CUP カタール2022」についての話から始まりました。それぞれの国には、それぞれの文化や歴史が脈々と受け継がれており、私たちにとって「当たり前ではないと思われること」も、違う国の中では、「当たり前である」ことの紹介をしました。ある事実が、選手を含めた大きな広がりになったことを伝えました。(詳細は、お子様に聞いてほしいと思います。また、明日は寝不足の子たちが多いかもしれません。)

人権主任からは、「ふつう」の反対は?という問いかけからの話でした。本校には、朝の出勤が早い先生が多くいます。朝早く出勤する先生にとっては、朝早く起きるのが「ふつう」のことです。しかし、早起きが苦手な人にとっては、早起きは「特別」なことになります。そんな具体例から、「誰かにとってのふつうは、誰かにとっての特別であるかもしれない。また、誰かにとっての特別は、誰かにとってのふつうかもしれない。」と伝えました。生徒会長は、違いは「差」じゃないと力強く話してくれました。今日のいじめを見逃さない日では、自分にとっての「ふつう」と周りの人にとっての「ふつう」の違いを考えることを通して、様々な人たちの考え方の違い、感じ方の違いなどがわかりました。ふとしたきっかけで自分が言ってしまった言葉が、もしかしたら「ふつう」の言葉ではなく、「特別」な言葉になるかもしれないと感じてほしいと思います。

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