本日、今年度初めての全校研究授業・全校研究会を行いました。2年2組の皆さんが、岐北中を代表して授業を行い、岐北中の職員全員で授業を参観することを通して、「生徒たちの頑張りや良さを認め合うこと」と、これからの岐北中の「人権教育」をさらに考え直していく機会となりました。(今年度は、あと2回行う予定です。)
2年生は、「インターネットと自分」、「仕事と自分」、「仲間と自分」そして「平和学習」という単元で1年間学習していきます。本日は、「インターネットと自分」で、『SNSの利用における危険性を知り、誰もが人を傷つけてしまう可能性がある』ことを学習しています。利便性の裏側にある「陰の部分」をその使い方やマナーに重ねて学習しておく必要があります。日頃からご家庭においても啓発していただいていることですが、学校においても、「SNSの利用による危険性を身近な問題として捉え、何気ない噂話を書き込んだり鵜呑みにしてしまう心の弱さに気付き、さらに、相手を大切にした言動をしている自分であるか」と見つめ直していきました。「他人事」ではなく、「自分事」と考えられるように学習していくことが「ひとりだち」につながってほしいと願っておこなった授業でした。
本日は、岐阜教育事務所から指導の先生に来ていただきました。担任の先生の明るい人柄がいっぱいでているあたたかい学級で、「先生とともに頑張ろう」と真剣に考えている場面がいっぱいあったことなどをほめていただきました。また、「総合的な学習の時間」での岐北中学校の「人権学習」を今後どのようにしていけばいいのかなど、多くのご示唆をいただきました。
SNSの安易な利用を「他人事」として考えるのではなく、「自分事」として考えることで、心の「葛藤」が生まれた授業でした。今後の生活でもいきていくことを信じています。最後に、2年2組の皆さんの頑張りで、岐北中職員一同が、素晴らしい学びができました。2年2組の皆さん、ありがとうございました。