３年生の皆さんにとっては、卒業までのカウントダウンが始まっていますが、本日、６時間目に「３年生から１，２年生につなぐ会」が行われました。この会は、「３年生として、中学生活の３年間で頑張ってきたことを語る（語りを聞く）ことを通して、自分の生き方に誇りをもち、自分の進路を切り拓いていく軸をつくる。」というねらいで行いました。

３年生の教室を覗くと、仲間の「語り」をあたたかい表情で見守る姿ばかりでした。１，２年生の教室に行くと、先輩の「語り」を真剣に聞きながら、メモを取っている姿が多くあり、その後の感想や質問の内容も考えながら聞いていました。このような会があると、いつも思うことですが、やはり「直接顔を見ながら語って、伝えたいだろうな。」そして、「直接語りを聞きたいだろうな。」と思うばかりです。今回も、オンラインを活用して行いました。３年生からは、「部活動」、「行事や係活動」、「仲間とのかかわり」、「勉強」のことなどを一人５分くらいで６名が語りました。

どの３年生も、語りの最後に３年間で得た教訓を一つの言葉として投げかけていました。「お互いの違いを認め合い、許し合っていくことが大切です」と語りかけた生徒がいました。岐北中学校は、「人権学習」を大切にしている学校です。３年生の最後の語りで、「人権学習」で一番大切にしなければいけないことを語りきってくれたことがとても嬉しかったです。１，２年生が、その「語り」をしっかりと引き継いだことと思います。