3月11日を偲び、命を守る訓練実施!

「3月11日」をどう迎え、「命の大切さ」を考える取り組みは、各学校で違うかと思いますが、本校では、「命を守る訓練・不審者対応避難訓練」を行いました。最近、全国の学校で命を脅かされる報道が多数されています。今回は、「不法侵入者が校内に入った時の緊急時の避難経路の確保と対応を習得する。」という目的で行いました。岐阜北署の警察官の方にご協力をいただき、生徒ならび職員の防犯意識を高めました。実は、前日の13日に、全校で「不審者侵入時の安全な行動の仕方」にちなんだVTRを視聴しました。

寂しいですが、3年生職員は、会議室にてVTRを視聴し、今後の学校の「安心・安全」のための研修としました。さて、本日です。

岐阜北署の警察官の方が不審者という設定で行いました。本校は大柄な職員が非常に多い学校ですが、それでも取り押さえるのに一苦労する切迫した場面がありました。避難経路、避難方法、避難場所、発見したり、遭遇したらどうするのかなど、様々なことを考えながらの訓練でした。

訓練後は、本日も体育館に集合し、北署の方のお話を聞きました。「先生たちがみんなを守ってくれるのが学校ですが、学校は必ずしも安全な場所ではない。」と最初に言われました。全員が顔を上げて食い入るように話を聞いていました。

校長先生からは、本日の訓練は「100点」だったという具体的な話と、「いつなんどき、どんなことが起こるかわからない。」という、自分や自分たちの「命を守る」ことをいつも想定して生活してほしいという話をしました。聞き方も含め、素晴らしい姿で臨んだ「命を守る訓練」でした。そして、「3月11日」を偲びました。

蛇足ですが、生徒下校後、職員の「さすまたの使い方訓練」も実施しました。

使い方によって、「強度が違う」ことに職員全員驚きながら、今後の「安心・安全」に活かすことができそうです。北署の警察官の方、まことにありがとうございました。

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