4年生 SDGs

乗鞍岳登山

 4年生は、岐阜県「環境教育推進事業」を受け、乗鞍岳登山に出かけました。日頃から総合的な学習で環境やSDGsに取り組んでいる4年生が、実際に自然の中で活動してくるという大変貴重な活動です。前日からの雨で実施が心配な状況でしたが、乗鞍スカイラインが通行止めになることもなく、予定通り実施することができました。途中、飛騨乗鞍観光協会に立ち寄り、当日、児童の登山ガイドをしていただく方々と合流しました。代表の渡邉さんは、「大小連なる山々を合わせて乗鞍岳と呼ぶんだよ。どれも噴火によってできた山で、一番高い山が剣が峰だよ。みんなが登る山は2771mの大黒岳だよ。」と話されました。

 畳平に到着すると、日頃の暑さから解放されるほどの涼しさでした。4つのグループに分かれて大黒岳を登りました。途中、疲れている仲間に「大丈夫?ゆっくりでいいよ。」と声を掛け合いながら山頂まで登りました。山頂で食べるお弁当の味は格別でした。「おしぼりティッシュの袋がパンパンにふくらんでいるよ。」と、話す子もいました。時折、霧が晴れて覗く景色は最高でした。Aチームの子はライチョウを見ることができたようです。大黒岳を降りると、長野と岐阜の県境をまたいでみました。「長野県!こっちは岐阜県!」と元気いっぱいでした。後半は、希望に合わせてコースを選びました。大黒岳より高い、2818mの富士見岳コースに挑戦した児童は24名でした。

 途中、疲れて止まる仲間に「大丈夫?」と声をかけ、荷物をもってくれる子もたくさんいました。自分もえらいのに、仲間を思う姿に感心しました。その他、花畑をゆっくり散歩したり、魔王岳に登ったりする等、それぞれのガイドさんにお世話になって活動しました。活動がすべて終了し、ガイドさんにみんなでお礼を言いました。どの子の顔も満足げでした。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

【ライチョウがエサ(はい松の実)を食べた跡」と鳥同士で戦った跡(白い羽)】

 

【高山植物】