図書室

昔話って?

 この日は、お昼の放送を使って、学校司書の林先生が「昔話」について話してくださいました。小さいときに、だれもがよく聞いたり読んだり(見たり)していた昔話の秘密を、テレビ放送で教えていただきました。説明のあとには、「なら梨とり」の昔話を読んでいただきました。

【昔話ってなあに】

①作者がわからない 昔話は人から人へ語られてきたお話なので、だれが作ったかわからないのです。
②3・5・7・・・ 3匹、3人きょうだい、7ひきの子ヤギなど、3,5,7・・・など、奇数の数字がよく出てきます。2つや二人などは、ほとんど出てきません。
③赤・金・銀・・・ 真っ赤なリンゴ、金貨、銀のおのなど、はっきりした派手な色がよく使われています。
④おわりのことば

(結末句)

昔話の最後に、あまり意味のない呪文のような言葉が使われています。(いきがぽーんとさけた、とっぴんぱらりんぷう)これは結末句といってお話はこれでおしまい、もうこわいことはおこらないよ、うそのお話でした、と子どもたちを安心させる言葉です。