学校行事

8/4 郷土資料室に入ってみましょう1 なつやすみ15日目

今朝は曇りです。今にも雨が降り出しそうです。雷様もゴロゴロと大きな音で鳴っています。雷様のご機嫌が悪いのでしょうか、おなかの具合でも悪いのでしょうか。全国では、大雨の大きな被害が出ています。今日は、熱中症の危険度は下がりそうですが、大雨への備えなどを十分に心がけておきましょう。

学校閉庁日(学校が完全に休みになる期間 日直の先生もいません)に入り、3日目になりました。学校には日直の先生もいませんが、念のため朝などは学校内外に異常がないかを確認しています。昨日は、掲示物が落下していた事件が発生していましたが、今朝も昨日落下していた掲示物が落下していました。やはり、応急処置ではすまなかったようです。早速、丁寧に修理しましたので、今後は大丈夫かと思います。

※写真は、丁寧に修理したつもり(工夫したつもり)の掲示物

さて、今日は学校内の北舎2階東にある郷土資料室に入ってみましょう。

この郷土資料室には方県小に縁のある古いものがいっぱい収められています。今日は、その中からいくつかの収蔵物を紹介します。

中に入ると、まずは昔使われていた道具などが中央に置いてあります。大八車の車輪や、石臼、農作業に使われていた脱穀機などが飾られています。また、屋内で使われていた糸車なども飾られています。これは、1年生が今後、「たぬきの糸車」を学習するときに活用できそうです。

さらに、昔に家庭で使われていた生活用具などもたくさん飾られています。例えば昔のラジオです。大きな大きなスピーカーとレシーバーがデンと置いてあります。面白いものでは、電気あんか(冬の寒いときにお布団の中に入れて温めるもの)や鉄製のアイロン、昔懐かしい黒電話などもあります。

これはなんだかわかりますか?右側はお椀ですが、左側は何でしょう?これは枕です。昔の女性が結っていた日本髪の形が崩れないように工夫されています。でも、こんなに高い枕では首が痛くなりそうな気がしますね。

これはかなり古くて貴重だなと思ったのは、重箱です。桐の箱の中に四段重ねの重箱が眠っていました。表面には明治四十八年八月と記されています。おや?おかしい?明治は四十五年までですので、ひょっとすると大正四年(西暦1915年)のものかもしれません。とすると今からおよそ100年以上前のものかもしれません。

すごいものを発見しました。レコードプレイヤーです。有名メーカー「コロンビア」製のレコードプレイヤーです。その横の箱(2箱)には、たくさんのレコードが収められています。ラジオ体操のレコードや、戦争に関する歌などのレコードがたくさんありました。もしかして音が出るかもしれません。二学期のお昼の放送(音楽のコーナー)で流してみようと思います。

レコードプレーヤーの横には、オープンリールデッキもありました。昔懐かしいテープ式の録音機です。テープがくちゃくちゃになっているので、作動させることは難しそうですが、学校で使っていたもののようです。(創立100周年記念事業座談会の記録は、この機械で録音して、原稿おこしをしたようです。)

昔のものがたくさん収められている郷土資料室です。中のものを少しずつ紹介して、昔の生活をイメージできるようにお昼の放送で取り上げてみたいと思います。明日は、郷土資料室の中に収められている方県小に縁の深いものを紹介したいと思います。楽しみにしていてくださいね。