6年生 学校行事

俯瞰してみると…やっぱり大切だよねぇ

3年生の子どもたちが元気に登校してきました。国語の学習では元気に教科書を読み、体育の授業では躍動感あふれる跳躍を見せてくれました。新型コロナウイルス感染症がまた拡大してきました。今後も拡大が予想されています。いつどこで誰が感染してもおかしくない状況になっています。だからこそみんなで改めて感染対策に努めていきたいと思います。

6年生が租税教室で「税金ってなに?」を学びました。今日は、岐阜市から2名の職員さんが来校され、レプリカの札束をジェラルミンケースに入れて持ってきて見せてくれました。また消費税に関する分かりやすDVDアニメーションをもとに、税金と私たちの生活のかかわりを考える学習を展開してくれました。

「消費税は大切だと思うけれど、ちょっと高い。もうちょっと低ければほしいものがもっと買えるのにと思った‥」修学旅行での買い物等の経験を活かした発言が出されました。岐阜市の職員の方からは、消費税など税金の使い道と私たちの生活と言う視点から説明がありました。「救急車を呼ぶ費用は日本では無料だけれど外国では‥」など、税金がどのように使われているか、どれだけ私たちの生活に活かされているかという点からの話を聞き、納得する部分も多かったようです。また、ヨーロッパなどの諸外国に比べて日本の消費税率が低いことなども驚きだったようです。

例えば、日本の消費税率の高さという点からみるだけでなく、その使い道や生活への活かされ方などの点からも見る。また、日本の消費税率と外国の諸費税率を比べてみる。「比べてみると」「ほかの点からみると」「全体的にみると」など、部分で見ることに加えて、比べたり、多面的多角的に見たり、考えたりすると違った考え方ができたり、結論を得たりすることができる‥。税率の高さから感じたことという素直な思いも大切にしっつ、税金と私たちの生活をもっと大きく、もっといろいろな角度から俯瞰してみて考えたり思ったりすることも大切にする。

授業後の「消費税ってけっこう大切だよねぇ」という言葉に、「俯瞰してみた学習の結果が見られるなぁ」と思います。

今日の給食は、ご飯、こがね汁、サケの揚げ浸し、ずいきのきんぴら、牛乳でした。今日の給食は、新潟県にちなんだメニューです。

まずは「ずいき」です。ずいきは、里芋の葉と茎の部分ですが、それを使ったきんぴらが出ました。なかなかオツなメニューです。ひょっとすると晩酌のおつまみにぴったりかな?と思いつつ食べました。美味でした。

また「豊作を願う黄金汁」も提供されました。黄金汁は新潟では、各家庭の畑でとれた野菜を使って、豆や大根、にんじん、里芋、ごぼう、こんにゃく、あげの7つの食材をお鍋で調理する「豊作祝い」の料理だそうです。野菜などがたくさんとれたことのお祝いとして作ることから、「黄金」が付いたようです。具沢山のお汁は食べ応えがあり、お腹も気持ちも満たされます。新潟県のメニューを堪能しました。