学校行事

外部から学び、刺激を受ける!

12日は土曜日の教育活動がありました。講師の方や地域の合唱団の方をお招きして芸術鑑賞等を開催しました。ただし、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、体育館に集まることはせず、各学級においてTeamsを活用して参加しました。

最初に劇団「風の子」の方による紙飛行機や新聞紙遊びをしました。「必ず自分のところに戻ってくる飛行機」をみんなで作成しました。タブレット端末の画面上で、講師の方の指示や折り方を見ながらの制作になったので、なかなかうまくいきません。こういう時に頼りになるのが体育館で司会進行を務めてくれた6・5年生の3人の企画委員さんたちです。「1・2年生が苦戦しているようなので説明に行ってきます!」と率先して教えに行ってくれました。子どもたちが考えて判断して動いて、学校の行事を成功させようと頑張る姿をみて、とても頼もしく思いました。

各学級では、教室や廊下、ワークスペースなどを使って密にならないようにして活動に取り組んでいました。飛行機をみんなで飛ばして自分の方に戻ってくるか実践してみました。成功するときもあれば失敗することもあり、講師の先生の言う通りにとはいきませんでしたが、楽しい時間になりました。

続いて、地域の合唱団の方のステージでした。むくの木合唱団と地域の方々による混成合唱のステージが展開されました。今日は全8曲のステージでしたが、美しい声の響きが体育館中に広がりました。本当ならば、体育館で目の前で展開されるステージを見せてあげたいところですが、今は我慢です。教室の大型テレビ越しでしたが、むくのき合唱団のお友だちや地域の方々の合同ステージを楽しみました。歌声でなく、歌う人の表情、声の強弱や曲想に迫るための音楽的な表現方法等を楽しませてあげたいと常々思うのですが、感染症の拡大を防ぐためには仕方がありません。またの機会を楽しみにしましょう。

今日の最後は、劇団風の子さんの「一人芝居」です。大きな人間 小さな人間というタイトルで、神様と神様が創った大きな人間、小さな人間が出てくる一人芝居でした。少し難しい内容でしたので、1年生や2年生の子どもたちが劇の内容について深く考えることができなかったようです。しかし、「ひとりで3人もの人がいるみたいにやっていた」「神様と、大きい人と小さい人と3人分の人をやるのは大変だと思った」などの声も聞かれたので、一人芝居というものに触れて感ずるものは確かにあったように思います。人間の心の声、頭で考えることの大切さ、いろいろな立場から考えたり、迷ったりして、その時その時に一番いいなぁと思えるようにすることを人はできること‥など高学年の子どもたちは考えることができたようです。

こういう状況の中ではありますが、できる方法を活用して、できる限り機会を創って、子どもたちが様々に学ぶ場を提供し続けていきたいと思います。ご協力やご支援をよろしくお願いいたします。

今日の給食は、米粉パン、ポークビーンズ、オムレツ、小松菜のソテー、ヨーグルト、牛乳でした。

今日は、オムレツを取り上げます。今日のオムレツは「ザ・オムレツ」で、中の具材は一切なしの「卵オンリーのオムレツ」でした。私は、オムレツの中にいろいろな具材(例えばチーズとかハムとか…)が入っているものが結構好きなのですが、今日のようなオムレツも好きです。ただし、本当に卵のみのオムレツとなると、卵の質や新鮮さ、実際に作る技術など、素材がシンプルなだけに素材と技術が問われるだろうと思います。学校給食のオムレツは既成品のオムレツですが、きっと子どもたちは将来、レストランやホテルなどでシェフがつくるオムレツを食べる機会があることでしょう(もう経験済みかもしれませんが)。そして「素材と腕」を駆使した(ごまかしのない)オムレツに出会い、感動するような日がくることでしょう。ちなみに私は、まだそんな感動のオムレツに出会ったことはありませんが‥