3年生 学校行事

ガシガシ ドンカン コロコロころ 

今日は5年生が社会科見学で網代小のお友だちと一緒に、岐阜車体や加藤製作所に行っています。新型コロナウイルスが広がりつつある中で見学体制を整えて受け入れてくださる2つの会社に感謝です。感謝の気持ちをもって、学びまくってほしいものです。

今日も1年生と2年生のお友だちと一緒に体育の学習でボールゲームに取り組みました。子どもたちはとても積極的に活動して、キビキビとした動きでゲームに取り組みます。当然、ゲームは白熱するし、技能も向上します。また一緒に勉強したいと思うほど、素晴らしい学習姿勢でした。

さて3年生が大豆の学習を深めました。今日は大豆の収穫の日です。校務の先生やサポートスタッフの先生、そして担任の先生のお力を借りて、収穫に挑みます。収穫と言っても、ただ「抜く」ではありません。抜いて、鞘から豆を出すという重要な作業があります。今日は大切な日です。やる気満々で子どもたちは挑みます。

まずは説明をしっかりと聞いて、あいさつ。

続いて意欲満々で畑で「抜き」の作業!「えいやっ」と引っこ抜きます。まったく根が張っていないので、するっと抜けます。拍子抜けのようです。その後、土をバサバサと落とします。

意気揚々と収穫物を運びます。さーこれから大事な作業です。やるでー。

さーて問題の鞘から前を取り出す作業です。一つずつ取るなんてそんな細かなことはしませんよ。もっと豪快に、もっと荒々しく、ワイルドに取ります。

それっ!

ただただ、みんなで大豆さんたちを踏みつけます。ガシガシ!えいやっ。それ踏め。やれ踏め!可哀そうな大豆さんたち!

続いて、さらにワイルドに取ります。それっ!

からのペットボトルで大豆さんたちを叩きます。バンバンバン。ドカドカ!こんちくしょう!えいやっ、そいやっ!

コロコロころ。お豆さんたちがたまらず鞘から転げだします。コロコロころころ。

たくさん?収穫できました。お豆さんたちは可哀そうでしたが、3年生の子どもたちには「豆腐を創る」という大いなる野望があるので、容赦はしません。鞘から一粒残さず取ろうと頑張りました。

どんな活動にでも一生懸命にやるところが3年生の子どもたちの良いところ。全力で一つ一つの活動に取り組み、手を抜かないところが3年生の子どもたちの良いところ。力いっぱい踏みつけるさま、思いっきりペットボトルで叩くさま、全力少年と全力少女!すごいぞ3年生。きっとお豆さんたちも、(痛かっただろうけれど)許してくれるよ。あぁお豆腐になる日が待ち遠しい。

今日の給食のメニューは、ご飯、いかだ汁、タラのサツマイモ入りキノコあんかけ、大根と角麩の煮物、牛乳、抹茶プリンでした。今日は、抹茶プリンを取り上げます。給食でゼリーやプリンは時々提供されますが、抹茶プリンは珍しい。ひょっとすると私が食べるのは初めてかもしれません。今日のプリンは、抹茶味の本体(下の部分)と小豆味のキャラメル(上の部分)で構成されており、混ぜて食べると抹茶の苦みとキャラメルの甘みがほどよく混ざり合って美味でした。

パッケージには「静岡県産抹茶使用」と書かれていて、なんだか特別の材料を用いた、特別な味がするような気になりました。なぜ静岡県産だと特別感が増すのかしら?

調べてみると、

○お茶の栽培面積は、1位が静岡県で、2位が鹿児島県、3位三重県で、意外なことに京都は4位でした。

○お茶の生産量は、1位が静岡県で、2位が鹿児島県、3位が三重県で、4位が宮崎県でした。

ところが、最近は静岡県と鹿児島県のお茶の生産量がとても競っていて、どちらが生産量1位になるか予想がつかないほどです。お茶は静岡県!とはいかなくなるかもしれませんね。昔、社会科の授業で鹿児島県産の知覧茶を取り上げたことがあります。流通の過程で知覧茶の名称が薄れて行き、鹿児島茶となり、最後には鹿児島の名称も薄れることへの疑問を解決しようと中学1年生の子どもたちと話し合いました。名称が販売量に影響を与えること、名称の違いと味の違いが消費者にわかるかどうかなどをみんなで考えました。授業の中でお茶の試飲もしましたが、産地と味の関連や違いはわかりませんでした。このあたりにブランドなどのプレミアム感に影響される人の意識があるのかもと言う出口で学習は終わりました。(この学習は中学3年生の消費者としての私たちにつながります)

給食のデザートのパッケージから学ぶことも多いようです。身の回りのものに常に関心を持ち、疑問を調べていける私たちでありたいものです。