6年生 学校行事

小さくても大丈夫!

今朝の中日新聞朝刊に方県小の6年生が頑張った法教育の授業の記事が掲載されました。(12月8日(水)中日新聞朝刊10面に掲載)かなり大きな記事となり、紙面を割いてくださっています。今年は、ほぼ毎月1回は新聞等のメディアに方県小が取り上げられていて、頑張っている子どもたちの様子が、岐阜市等に伝わっていてうれしいですね。

この授業は方県小児童が制作した事件映画(6年鬼滅事件動画)をもとに、方県小、網代小、三輪北小、且格小の4小学校のICT機器を活用して協働で話し合うという内容でした。

方県小の6年生児童は13人です。6年間同じクラスメートと仲良く生活をしていますが、様々な人の意見を聞いたり、多くの人と触れ合う中での刺激を得る機会は少ないというのが課題です。また固定化された人間関係や中学校への進学後に急に大集団の中で生活することになるということも課題です。こうした課題をどのように克服していくのか、そして今後も少しずつ減っていく児童に対して、どのように大きな学校と肩を並べるほどの学習を継続していけるのか…こうした問題に対して今年度から取り組んできました。

今回の学習は、方県小の6年生と他の3校の6年生が集まったことで、総勢80人以上の大集団での話し合いになりました。80人で、その時間にバーチャルで一つのクラス・スクールを作ったことになります。「いろいろな意見が出て面白かったし、楽しかった。」「初めて会う人と出会えてよかった。」など、子どもたちからは様々な感想が聞かれました。

少しずつ小さくなっているうちの学校ですが、知恵と工夫によって大規模校と同様の学習や取組が展開できるし、子どもたちにとってのよりよい教育環境の充実を図ることができると私は考えています。この取組を日常的なものにしていくこと、単発的なイベントに終わらせずに持続可能なものとしていくこと…これが児童数が減りつつあるうちの学校にとって必要なことと思います。来年度以降もこうした取組を行いつつ、(トライ&エラーとなることはあるかもしれませんが、それを恐れず)成果を上げ、課題を明らかにしていきます。

小規模校が連携を図り、教育環境の充実や専門的な指導の提供、より高度な学習の場の提供ができること…こうした取組に今後も努めてまいりますので、ご支援・ご助言をお願いします。

今日の給食は、ごはん←さけごはん、炒り卵、すまし汁、ひじきと大豆の煮もの、みかん、牛乳でした。

今日の給食は色鮮やかな三色ご飯?(さけ・炒り卵・枝豆)が主役と思いますが、そこは取り上げずに、「昨日、3年生の児童が作った方県小幻の豆腐を使った麻婆豆腐」を紹介します。

昨日、3年生と4年生のお友だちが作った豆腐を使って麻婆豆腐を作りました。(もちろん自分でですよ。料理は好きなのです)豆腐が固くて、まったく煮崩れせず、豆腐の味をしっかりと味わえる麻婆になりました。辛さと豆腐の甘さが相まって美味なこと、美味なこと。美味し!でした。

※写真は「方県小幻豆腐を使った大人の麻婆」です。特にこれと言った工夫はありませんが、つみれを使っています。また味付けは中華調味料、生姜、にんにく、豆板醤、隠し味として味噌と醤油です。最後にネギを「これでもか!」という感じで入れるところが「大人?(半端ないネギの量)」です。調理の詳細についてご質問がある場合は、直接お尋ねください。

豆腐はいろいろな料理に使うことができる万能食材だと私は思います。冷奴や湯豆腐、お味噌汁の具材と言った定番の使い方以外にも、サラダ(チョレギサラダに入れます)、豆腐ステーキ、揚げ出しなどなど、様々な活用ができます。豆腐そのものが柔らかいように、用途も柔軟ですね。豆腐のような柔らかさをもった人間になりたいと思います。(私はけっこう頑ななので、そこを直したいと常に思ってはいるのですが難しいですね)

方県小の幻豆腐 万歳!