岐阜市子どもの権利に関する条例について

1989年11月20日に「子どもの権利条約」が国連総会で採択されてから30年が経ちました。

日本は1994年に批准しており、この条約をもとに、日本各地の自治体で条例がつくられました。

岐阜市でも、2006年3月27日に「岐阜市子どもの権利に関する条例」(岐阜市子どもの権利 みんなの約束)が制定されています。

この条例の第4章第15条では、「(子どもの)権利について学び、正しく行使する」必要性が明文化されており、その一環で、毎年、岐阜市内の4年生と6年生にリーフレットや冊子が配られます。

本校でも、12月6日より順次配付し、児童が「子どもの権利」について知る時間をつくりました。

その際には、「子どもとして」知らないといけないこと、18歳以上になってからの「大人として」知らないといけないことがあることを伝え、将来の子どもとの関わり方についても考える時間をとりました。

ご家庭でも、「岐阜市子どもの権利に関する条例」についてお子様と一緒に読んでいただく時間をつくって頂けると大変ありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

「子どもの権利条約」について (ユニセフHP)

「岐阜市子どもの権利に関する条例」について (岐阜市HP)

 

また、子どもの権利に関係することですが、「児童虐待の防止等に関する法律」が2020年に改正され、しつけの一環でも体罰等は禁止されています。この法律では、学校は体罰等の疑いがあれば通告することが義務付けられています。学校では、子どもの権利を守るという観点からも、子ども達を大切にしていきます。どうぞよろしくお願いします。