21日(木)に「命を守る訓練」を行いました。
今回は職員室で漏電による火災が発生した想定で行いました。これまでと異なるのは、事前に訓練の日時を子供たちに伝えていないことです。
火災報知器の警報音が鳴った後、教室、特別教室、廊下など、様々な場所で活動していた子どもたちは、近くの安全な場所を探し、安全な体勢を保持し、指示を待ちました。
避難指示が出された後、出火元の職員室から遠いルートで運動場へ避難しました。
誰一人残すことのないよう、避難完了者の数を確実に報告しています。
全員が避難完了した後、校長先生からは「煙の怖さ」について話がありました。火災で発生する煙には有害物質が多く含まれており、移動スピードも速いため、たとえわずかであっても吸い込むと命に関わる危険があります。火災から安全に避難するためには「煙を吸い込まないように避難する」ことが大切であること等の話をしました。
命を守る訓練は、予期せぬ災害や事件等が起きたときに、自分で自分の身を守るための適切な方法を身に付けるために行います。今後も、子供たちが、身の回りの危険を予測・回避し、安全な生活に対する理解を深めることができるよう努力していきたいと思っています。