27日(木)に、ひまわり学年の子供たちが、ブラインドサッカー体験会を行いました。
本校では、県の「#GifuCanadaホストタウン交流Project/オリンピック・パラリンピックレガシー」事業を受け、パラリンピックやパラスポーツを通じた共生社会の実現を目指す子どもの育成に力を入れています。今年度は、5月に『神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会に出場したカナダ選手との交流会』、11月に『パリ2024パラリンピック ゴールボール(男子)金メダリストの田口侑治選手と交流会』を行いました。この日は、パラスポーツ体験の一環として、ブラインドサッカーを体験しました。
【講師の方からブラインドサッカーの説明を聞きました】
【アイマスクをつけた歩行体験】
事前にアイマスク体験をしていましたが、子供たちはまっすぐ歩くことに苦戦していました。仲間が「こっち、こっち」と声をかけたり、手をたたいて方向を誘導したりしましたが、なかなか難しかったようです。
【いよいよブラインドサッカー体験です。まずはドリブルの体験をしました】
【最後にシュートをうつ体験をしました】
【講師の方々に感想を伝える子ども】
授業後に何人かの子供たちと話していると、
・八の字にボールを蹴っていたのが難しかった。目の見えない人に説明するのは大変でした。
・ガイドの言葉も「もうちょっと右」「もうちょっと前」とか色々あって難しいと思いました。音を鳴らして気づいてもらう方法も知りました。
・声を出すことや聞くこと、相手を思いやる気持ちなどが大切だと気づきました。
など、今回の体験を通じて、豊かに学んだ子供たちがたくさんいました。
ハンディをもつことでわかる、自分の得意なことや苦手なこと、強みや弱み。そうした一人ひとり の違いや多様性を認識したうえで、さらに自分に何ができるのかを考えるきっかけとなった時間でした。