学校便り

連れ去り防止教室で、命を守る

令和7年5月8日(木)

警察署のたんぽぽ班のみなさんが、1年生と2年生の子どもたちに連れ去り防止教室を開いてくださいました。

最近、プライベートゾーンを見られたり、触られたりする被害が増えていることを教えてもらい、そうした危険な目にあわないように、身を守る方法をたくさん教えてもらいました。

どの子も、のめりこむようにお話を聞いて、不審な人からじーっと見られたり、近づかれたり、声をかけられたりしたら、大きな声で「助けて―」と叫んだり、防犯ブザーを鳴らしたり、走って逃げたり、子ども110番の家に助けを求めたりするとよいことを学びました。加えて、だるまさんがころんだのように、時々、後ろを振り返って、周りの安全を確かめて歩くとよいことも学びました。他にも、連れ去られにくくするために、元気に歩いたり、大きな声であいさつしたりするとよいことや、知らない人との距離をいす3つ分以上あけ、間を詰められないようにするとよいことも学びました。

最後に2年生の子が、不審者役のたんぽぽさんに声を掛けられたらどうするとよいか…のお手本を見せてくれました。ちゃんと学んだとおりに、近づいてきたら下がっていす三つぶん以上の間隔を保ち、これ以上は危険だと思った瞬間、ブザーを鳴らして「助けて―」と叫んで、走り去りました。大変上手に逃げました。

体験後のインタビューでは、たんぽぽ班の人が犯罪者役だと分かっていても、「こっちにおいで」「おかしをあげるよ」などと声を掛けられ近寄ってくると、嫌な気持ちになり、とても怖かったとその時の話を語ってくれました。

今日教えてもらったことを忘れずに、自分の命を守っていけると嬉しいです。

お忙しい中、たんぽぽ班のみなさま、ありがとうございました。